椅子に座るだけでお腹を平らにする方法とは?
お腹周りの仕組み
それでは次にお腹周りにフォーカス戻してみましょう。
美容にも健康にも関わるお腹、どんな仕組みになっているのでしょうか?
こちらの骨格画像でわかる通り、お腹周りには骨のフレームがありません。
そして大切な内臓がぎっしりと入ってるのがわかるでしょうか?
ということはお腹周りは筋肉をしっかり使ってカラダを支えないと姿勢が崩れ肩こりや腰痛 骨盤の歪みを招いたり、体内の内臓も下垂し負担がかかってしまいます。
ぜひお腹周りの筋肉をしっかり使うように意識してみましょう!
お腹周りをしっかり支えている筋肉は主に3つ
腹直筋 腹斜筋 腹横筋
お腹の前部を支えているのは腹直筋
みぞおちから恥骨まで縦に繊維が走りシックスパックを形作っています。
内臓が前に垂れ下がってしまわないよう支えており、おへそをカラダにひきこむように力を入れると働いている筋肉です。
そして次に腹横筋。
腹横筋は体側部にあり一番内臓近くにあるインナーマッスル、息を深く吐きながらお腹にギューっと力を入れた時に働いてる筋肉です。
最後に腹斜筋。
体側部で外腹斜筋 内腹斜筋が斜めに交わるようにあり、くびれを形作っているのがこの筋肉です。
座りながらお腹を平らにするには・・・?
ではこれらの腹筋を座りながらどう活かしお腹を平らにしていくのか。
そのポイントは「骨盤」
骨盤の角度によって腹筋は自然と力が入る状態が保て、椅子に座っている時にもお腹を平らにするアプローチができるようになります。
下腹部に手をおいてみてください。
その手の角度が骨盤の角度です。
普段 椅子に座ってる時の角度はどうでしょうか?
多くの人が骨盤が後ろに倒れた角度、骨盤後傾の状態になっている方がほとんどではないでしょうか?
骨盤が後ろに倒れた後傾の状態だと腹筋に力が入らず脂肪もどんどん蓄えられてしまいます。
では、どんな角度ならお腹を平らに導けるのでしょうか?
答えは・・・骨盤が垂直な角度です。
下腹部においた手が床に対してまっすぐ垂直になる角度。
わかりにくい方は、お尻の下に手を入れてみてください。
左右1つずつ坐骨に触れられると思います。
この坐骨を床に垂直に立てるよう意識してみましょう。
そうする自然に骨盤が垂直に立つ角度になると思います。
骨盤を垂直にしてみたみなさん、いかがでしょうか?
グッとお腹の前面 腹直筋に力が入り、体の内側の内臓を自然に筋肉で抱き寄せるような感覚 感じられたでしょうか?
これが座ってるだけでお腹を平らにするコツ。
そしてもう一つ確認してみましょう。
肋骨と骨盤の間に指は何本入りますか?
ここの空間には、指が3~4本入るよう意識してみましょう。
すると自然に上半身も起きてくるようになると思います。
肩こりも防げ消費カロリーもアップ。
背筋がスッと伸びると背骨の内側を通る自律神経の通りや血流もアップするので集中力を増すこともできます。
更に更に筋肉量が増えれば代謝アップも見込めるので全身のウェイトダウンにも繋がっていきますよ!
座る姿勢をちょっと意識して変えるだけ。
そしてそれを日常化することにより1日少しずつの積み重ねが1ヶ月後 半年後 1年後の体を変えていく一歩に繋がります。
ぜひこ一緒に平らなお腹 目指しましょう!
[文:一般社団法人体力メンテナンス協会(http://www.pca-tairyoku.or.jp/)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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