意外と知られていない、正しい目薬のさし方とは
目の疲れや乾燥のケアに目薬を愛用している方も多いのでは?しかし、目薬を正しく点眼できている人は意外と少なく、全体の半数以下といわれています。ここでは、目薬の正しいさし方や保存方法についてご紹介します。
間違った目薬の使い方
目薬は、誰もが一度は使ったことがある身近な薬ですが、正しい点眼方法については意外と知られていません。
次のような間違った使い方をしていないか、チェックしてみましょう。
NG1.点眼後に目をパチパチする
点眼後にまばたきをすると、目薬が目から鼻に流れ落ちてしまい薬の効果が半減してしまいます。
NG2.容器の先を目につけて点眼している
目薬がうまく入らないからといって、容器を目尻やまぶたにつけて点眼していませんか。目やになどで目薬が汚染される原因になります。
NG3.目の周りに落ちた目薬を流し込んでいる
顔についた汚れや花粉、細菌などの異物が目に入る恐れがあります。目から溢れた点眼液は清潔なガーゼやティッシュで拭き取りましょう。
NG4.1日に何度も点眼している
適正回数を超えて頻繁に目薬をさすと、角膜を傷つけてしまう可能性があります。医師や薬剤師に指示された用法・用量を守りましょう。
NG5. 1滴では効果が不安で、2~3滴点眼してしまう
目薬は1滴で効果が出るように設計されています。量を増やしたからといって効果が高まるわけではありません。1滴を確実にさしましょう。
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