大腸がんのリスクを減らすためにすべきとされること6つ
3.定期的に大腸がん検診を受ける
やっかいなことに、早期の大腸がんには症状がほとんどありません。つまり、自覚症状がなくとも定期的な検査が必要なんです。また、大腸がんにかかったことのある家族がいる人は、大腸がんのリスクが高くなることが分かっています。
怖がらず、大腸がん検査を行って予防と早期発見のためのアクションをしましょう。
4.アルコールは程々に
適量のお酒は、がん細胞を退治するナチュラルキラー細胞の働きを活性化する作用があります。しかし、お酒の飲み過ぎは、消化器官に負担がかかり、がんにかかるリスクを高めてしまうので注意が必要です。(※2)
5.塩蔵食品を摂り過ぎない
ハム・ソーセージといった加工肉、干物・たらこのような塩蔵食品を食べ過ぎると発がんのリスクが高まります。(※2)これらの食品を控えるようにし、干物を食べる機会が多い人は、生の魚をとり入れるようにしてみましょう。だしやかんきつ類の風味を利用して薄味を心がけ、素材の持ち味を楽しむ食事を心がけると、脳卒中や心筋梗塞などの病気の予防にもつながりますよ。
6.禁煙に取り組む
がんが原因で亡くなる方のうち、男性で40%、女性で5%は喫煙が原因だといわれています。(※3)さらに、喫煙量が多い程、発がんのリスクも上がります。タバコの煙は、周囲の人の発がんリスクまで高めてしまうため、家族や友人のためにも禁煙をするのがベストです。
適切な食事や生活習慣が、未来の健康をつくります。思い当たることがあれば、少しずつ改善してみてくださいね。
【参考・参照】
(※1)国立がん研究センター がん情報サービス 2016年のがん統計予測
(※2)国立がん研究センター がん情報サービス 人のがんにかかわる要因
(※3)国立がん研究センター がん情報サービス 喫煙とがん
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[文:あすけん 管理栄養士]
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