乳酸菌の驚くべき効能と摂取方法
腸内の細菌3つ
1.身体に良い働きをしてくれるもの=善玉菌(主に乳酸菌)
2.主に身体に害をおよぼすもの=悪玉菌(大腸菌やウェルシュ菌など)
3.善玉菌か悪玉菌、どちらか優勢なほうに味方するもの=日和見菌
の3種類に分けられますが、それらの理想的な割合は善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7。
この割合が悪玉菌優勢に傾いてしまうと、様々な不調が現れたり、病気になってしまったりします。
乳酸菌を積極的に摂りいれることで、腸内を善玉菌優勢に保つことがとっても重要になるのです。
乳酸菌の効果
1. 便秘解消
2. 免疫力アップ
3. 肌荒れ改善
4. アトピー性皮膚炎の改善
5. 花粉症予防
6. 高血圧の予防
7. コレステロール値の低下作用
8. 血糖値の上昇抑制
9. 大腸がん予防
10. 口臭予防
11. ダイエット
乳酸菌の摂取方法
腸内細菌のバランスは、食べ物・年齢・運動・薬・ストレスなど、様々な要因によって左右されています。
中でも影響力が大きいのが、毎日の食事!
肉などの高たんぱく・高脂肪の食事ばかりだと、悪玉菌がどんどん増えて行ってしまいます。
一方、乳酸菌がたっぷり含まれた発酵食品や、食物繊維が豊富に含まれた野菜・果物中心の生活をしていると、腸内では善玉菌がどんどん増えて行き、腸内環境を整えてくれるのです。
乳酸菌が豊富に含まれている食べ物
●ヨーグルト
●チーズ
●ぬか漬け
●キムチ
●味噌
●甘酒
●など
食物繊維は腸内で、善玉菌のエサになったり、便の材料となったりするので、腸内環境を整えるには不可欠な食べ物。
主に野菜や果物、海藻、きのこ類などに含まれます。
また、ビフィズス菌の大好物であるオリゴ糖を積極的に摂取するのも腸内環境を整えるには大事!
オリゴ糖が含まれている食べ物は以下の通り
●ごぼう
●玉ねぎ
●はちみつ
●バナナ
●きなこ
●大豆
●など
これらの食べ物を毎日の食事に摂りいれていくことで間違いなく、腸内は善玉菌優勢になってくれます。
しかし今、すでに腸内細菌が悪玉菌優勢になっている可能性があるなら、これを善玉菌優勢に変えるためには、相当数の乳酸菌を摂取しなければなりません。そうなると、発酵食品からの摂取では、糖分や塩分の摂りすぎが気になる方もおられるんじゃないでしょうか。
また、人によって腸内に棲みついている細菌の種類は異なるので、合う細菌・合わない細菌があり、出来れば色んな種類の乳酸菌を摂りいれたいところです。ヨーグルトを食べ続けているけど、効果を感じない。
という声を耳にするのは、1種類だけの菌を摂り続けても、おそらくそれが自分の身体に合っていなかった、ということになります。
偏りがでないように、いろんな食材を食べたほうが良いですが、忙しかったり大変でしたらサプリなどで摂取するのもいいかもしれません!
皆さんもぜひ試してみてくださいね!
[文:meilong スタッフ]
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meilong 院長・石川美絵(いしかわ・みえ)
大学では栄養学を学びテレビ局、IT企業、広告代理店などに勤務し、20代後半時の大きな人生の挫折から東洋医学の世界に出会う。鍼灸と漢方の奥深さに魅かれ鍼灸学校に入学し国家資格鍼灸師免許を取得。学生時代は40院の経営兼柔道整復師・鍼灸あん摩指圧マッサージ師でもある先生のアシスタントをし、国家資格取得後、北京中医薬大学卒でもある鍼灸30年の先生から技術を取得する。さらに美容鍼灸のパイオニアに師事し、世界で活躍する日本鍼灸の技術に刺激され研究を重ねる。さらに200件以上の治療院・クリニック・スパ・エステなどを周る。ホテル椿山荘の鍼灸治療施設「KENBITOKYO」、「東方健美」へ勤務した後、2014年、四谷に紹介制治療院Meilongを開業。
世に鍼灸を広めたく2015年meilong恵比寿院をオープンし、続けて2017年meilong恵比寿mana院をオープン。2019年meilong銀座院もオープン。
千葉大学医学部附属病院の和漢診療科での研修、漢方医、各専門分野の医師との連携もし日々、情報交換、学会への参加も努めている。また自分自身が不妊治療をし鍼灸と漢方も併用し子を授かったが途中、死産分娩を経験している事、さらに不育症からの妊娠を維持する為の体験、知識もあり不妊治療にも寄り添いたいという想いも強い。世の頑張っている女性の一番の味方でありたいと思っている。