【ゴルフ】最適なバックスイングを身につける為にはワンピーステイクアウェイがカギ!

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[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ(https://www.tg-fitness.net/)]

 トータルゴルフフィットネス トレーナーの小宮です。

今回の取り上げるスイングエラーは「 バックスイング編 」です。
いきなりですが、バックスイングとは何のためにあると皆さんは思いますか。

バックスイングとは、ショットを打つためのエネルギーを生み出すために行います。
バックスイングで身体を捻ることによって大きなエネルギーを生むための準備をしています。
最適なバックスイングができないと様々なエラーに繋がってしまうほど大切な動きです。

バックスイングの動きとしては、アドレスを構えてトップに辿り着くまでの動きの範囲です。
バックスイングの最初の部分、身体や腕もそこまで上がってなく、手だけが動いている部分のことを「 テイクアウェイ 」と言います。
そして、理想のテイクアウェイの動きのことを『 ワンピーステイクアウェイ 』と言います。
では、ワンピーステイクアウェイとはどのような動きのことをいうか皆さんはご存知ですか。

【関連記事】ラウンドになるとショットが不調になる人は、バックスイングを「ゆっくり」上げた方が良い





ワンピーステイクアウェイとは、アドレス時に作る腕とクラブのグリップを結ぶ三角形をキープしたままクラブヘッドが40cm〜60cm後ろに動く動きのことを言います。

バックスイングはこのテイクワンピースアウェイから始まり骨盤が回ると同時に腕が上がってくるこの一連の動作をバックスイングと言います。

このような最適なバックスイングをするためには、背骨や肩の関節の可動域、そして筋肉の柔軟性が必要です。
その他にも、体幹やお尻などの下半身の筋肉も必要になります。
良いバックスイング、効率的なバックスイングをする為には身体的な要因がかなり必要になります。

バックスイングのエラー

それではバックスイングで起こるスイングエラーをご紹介します。
バックスイングで起こるシングエラーは4つあります。
今回はその中でもフラットショルダープレーンというスイングエラーについて解説をしてきます。
フラットショルダープレーンとは、バックスイング時に肩が地面に対して水平に回るような動きのことを言います。
最適なバックスイングは、前傾した時の背骨の角度に対して肩が垂直に回ることです。

フラットショルダープレーンとは
フラットショルダープレーンでの回旋運動になっているかチェックしてみましょう。

1.肩のラインでクラブを横に持ちます。
2.バックスイングをするように身体を捻ります

この時の左側のグリップエンド(レフティの場合右側のグリップエンド)に注目をしてください。
最適なバックスイングをしていると、グリップエンドが「 地面方向 」を指します。
ですが、フラットショルダープレーンの動きになっているとグリップエンドが「 前方 」を指してしまいます。
このように現在のバックスイングの身体の動きがどのようになっているか確認してみてください。

フラットショルダープレーンの動きに手の動きもつけて考えていきましょう。

肩が地面と水平に回ることによって手元の動きが極端にインサイドに引く動きになります。
極端にインサイドに引いてしまうとダウンスイングの際にスイングプレーンが乱れてしまう原因の1つにもなります。
フラットショルダープレーンで身体が動きインサイドにクラブを上げてきてしまうと、クラブを下ろすときにクラブが寝てしまい伸び上がりになるのでプレーンを少しだけ変えて下ろそうとします。
その結果、手でインパクトを補正するのでアーリーリリースにもなってしまいます。
これらがフラットショルダープレーンで起こる一連のスイングエラーになります。

それではこのフラットショルダープレーンを改善してワンピーステイクアウェイを手に入れるためのエクササイズを行っていきましょう。

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