歯みがきの習慣化によるメリット
[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]
貴重な時間を気持ちの切り替えと健康維持に使う
みなさんは朝起きたら真っ先に何をしますか?
私は何はともあれ数回口を濯ぎます。ザっと上辺の洗浄だけでも・・・と思って、ブクブク・クチュクチュします。歯みがき本番のブラッシングは洗顔時におこないます。上っ面の汚れを落としてからの入念なブラッシングは、衛生状態の再現と維持にもつながると思っているから。一日のスタートを切るための気持ちの入れ替えにも役立っているように思うのです。
【関連記事】栄養士がアドバイス!口内炎の原因と食事でできる対処法
歯みがきを生活習慣として確立できたのはなぜでしょうか?
確か社会科の授業で歯に手を加える歴史的な慣行として、研歯や抜歯の習慣があったことを教わった。御呪いの要素も十分にあったのだろう。
歯の間に挟まった食べカスを取り除くための楊枝から、歯ブラシの原型となる発想が生まれたのかも知れませんね。
まあ、それからいろいろなことがあって、便利な歯ブラシと歯みがき剤が開発されて、健康維持の良俗として歯みがきが定着したのだろう。
テレビの時代劇では指に塩を付けて、口の中をグリグリしているシーンが記憶にあります。確か必殺シリーズに登場するかんざし職人(裏稼業;仕置き人)の「秀」が、時間に追われるように、忙しそうに指を動かしていた。
そんな様子をテレビで観たものだから、果たして寝起き特有のネバネバ感がなくなるのだろうか?と思った。そこで軽はずみに試したことがあります。もちろん塩辛かった。
けど、ネバネバで淀んで濁ったような嫌な感じが消えたのです。塩が直接口腔内の粘膜に付着して、指でこするわけですから止めた方が良いですね。食塩の取り過ぎは胃がんのリスクが高まる。粘膜に炎症を起こす可能性があるからです。(※)
だけど塩分入りの歯みがき剤がありますよね。だから適量な塩の成分は、お口の健康に対して、それなりの効き目があるのでしょう。