花粉症は改善できる?薬に頼らない根本的な対策とは
春は早く来てほしい。でも、花粉の飛散が気になるという方も多いのではないでしょうか。
いつの間にか国民病と言われるほどになった花粉症は、目のかゆみ、鼻水、肌荒れ、咳など、さまざまな症状が出るとされています。鼻がむずむずし始めたら、当たり前のように薬を飲んでいませんか?
「薬に頼ってはダメ。季節や環境にデリケートな方も諦めないで!」と話すのは、薬剤師であり、予防医学マイスター、予防医学士の坂田武士氏。今回は、花粉症が起こるメカニズムと改善のヒントをご紹介します。
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花粉症の涙・くしゃみの理由
「遺伝的に何かのアレルギーやアトピーがある方はいらっしゃいますが、生まれた時から花粉症の人はほとんどいません。症状が出始めたことを年齢のせいにする人もいらっしゃいますが、同世代の人、全員が花粉症になっているかというと、そうではない。つまり、体の中で何か問題が起こり、症状が出ているのです。」と、坂田氏は言う。
<Q:花粉症はなぜ起こる?>
花粉症は、花粉に対して過敏なアレルギー反応を起こし、涙やくしゃみ、鼻水として異物を体の外に排出しようとしているのです。このアレルギー反応には、免疫が強く関わっています。コロナ重症化や風邪の予防には免疫力とも言われますが、実は花粉症も免疫力を高めることで治すことで、ずっと薬に頼らなくても良いのです。
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