女性の更年期障害はいつはじまり、どんな症状か?

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[文:フェムゾーンラボ(https://www.femzonelab.com/)]

※本記事は、医師による執筆記事です。

女性は、10~15歳で初潮が訪れます。卵巣が成熟し、排卵が開始し、妊娠可能になります。
その結果女性ホルモンが、定期的なサイクルで分泌されるようになります。

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28日~30日で生理(月経)が定期的に訪れるようになり、月経開始前2週間前に排卵が起こります。
この時期にセックスすると妊娠するようになります。

卵巣機能は、35歳くらいから低下します。
まず最初に起こるのは、調整力の低下です。
ですから35歳くらいから、女性ホルモンのアップダウンが急峻になり、それによって、慢性的な痛みの持続や全身倦怠感、イライラや抑うつなどの自律神経失調症状や精神神経症状等が起こる女性がいます。
この状態はプレ更年期症状と呼ばれます。
しかし女性ホルモンの血中濃度はまだ正常です。

その後45歳前後になると、卵巣機能が低下してきます。
すぐ低下すれば、かえって楽なのですが、不規則にアップダウンしながら、低下していくために、脳が影響を受けます。
これによってホットフラッシュ、自律神経失調症状(めまい、たちくらみ、不眠、痛みやかゆみ、匂いなどの不快な感覚の出現等)、精神神経症状(いらいら、抑うつ等)が起こります。

これが更年期障害です。

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