身体作りには必須!ゴルファーのための栄養学
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ(https://www.tg-fitness.net/)]
トータルゴルフフィットネス トレーナーの中島です。
前回に続き今回も『ゴルファーのための栄養学』についてご紹介をさせて頂きます。
前回は栄養学の始めということで、「栄養素」についてご紹介をさせて頂きました。
今回の内容は、「エネルギーの摂取量」についてと「三大栄養素の割合」についてのご紹介になります。
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増量や減量をするにあたって、指標となる数値の計算方法やどんな食事の割合をすればいいかのご紹介をさせて頂きます。
動画にてスライドを用いて説明していますのでご覧ください。
まずはエネルギー摂取量についての解説をさせて頂きます。
エネルギー摂取量
前回の内容でお伝えしましたが、炭水化物・タンパク質・脂質はエネルギー源になると説明をさせて頂きました。
栄養素はそれぞれ一定のエネルギー量をもちます。
このエネルギー量が身体を作り、身体を動かすために働きます。
基本的は考え方として、摂取するエネルギーと消費するエネルギーがイコールになると体重が維持されます。
摂取するエネルギー量が消費するエネルギー量を上回ったら増量に、消費するエネルギー量が摂取するエネルギー量を上回ったら減量になります。
このことが体重と摂取エネルギー量の基本的な考え方です。
これらのエネルギー量が自分にとってどの数値が適正かを把握していますか。
この数値を把握するために『 TDEE(Total Daily Energy Expenditure) 』というものを使用していきます。
TDEEとは、基礎代謝に1日の活動カロリーを足したものになります。
このTDEEを活用しカロリーの計算を行っていきます。
詳細は下記の写真にてご覧ください。
この方の例の場合ですと1日に約2600kcalの栄養を摂取すると体重を維持することができます。
増量や減量時にはこのような考え方を行う必要があります。
赤丸のように一定のエネルギー量を増やすことで増量に、青丸のように一定のエネルギー量を減らすことで減量につながります。
増減のエネルギー量の目安についてお伝えします。
まずは増量の例からご説明します。
7000kcal増やすごとに体重が1kg増えます。
1ヶ月の増量や減量は体重から考えて2~3%であると無理なく実践できるかと思います。
下記のスライドにて増量の目安をお伝えさせて頂きます。