骨盤の「ゆがみ」はこんなに怖かった!ゆがみを整えるポイント大公開!
骨盤のゆがみはなぜ起こるの?
骨盤がゆがむ原因は、日常生活の中に潜んでいます。
100%左右対称に身体を使って生活している人間は、1人もいません。
日々の身体の使い方や動かし方のクセの積み重ねが、ゆがみを作り出しているのです。
・いつも同じ脚を上にして組んでいる
・横座りをしている
・どちらかの肩や腕にばかりカバンや荷物をかけている
・どちらかの脚に体重をかけて立っている
・どちらかの側に体重をかけて座っている
など…思い当たるふしがありませんか?
日常生活の中で、無意識のうちに行っていることそのものが、ゆがみの原因となっているのです。
また、妊娠・出産でも骨盤のゆがみは大きく出やすいので、産後は骨盤のゆがみに起因したマイナートラブルが多発しがちです。
ゆがみを軽減するためのポイント
ほとんどの方が骨盤に何らかのゆがみを持っているのが現状ですが、ゆがみをこれ以上大きくしないために、できることはたくさんあります。
ここでは、ゆがみを徐々に軽減していく簡単なポイントをお伝えします。
この中の②~④は、必ず順番通りに実行してみてくださいね。(順番通りに行うことが重要です!)
①ゆがみを意識して行動する
最初にお伝えするのは、今あるゆがみをこれ以上大きくしないためのポイント。
無意識のうちの生活のクセがゆがみを作り出しているのですから、意識してそれを減らしていけばいいのです。
・脚を組むのをやめる
・横座りをやめて、あぐらや長座にする
・いつもと逆の手で荷物を持つ
・身体が傾いていないかどうか、意識を傾ける
・立ち姿を鏡で見てみる
など、意識して身体の使い方を変えていくことが、新たなゆがみを作り出さないために重要な役割を果たします。
②緊張した筋肉をほぐす
長年の積み重ねにより、ゆがんだ骨格を維持するために凝り固ってしまった筋肉をほぐさないと、ゆがみをリセットするのは困難です。
まずは、身体をゆるめるところから。
お風呂などで身体をしっかり温めた後に、パートナーや家族などに足首を持って脚を小刻みにゆすってもらうなどすると、全身が緩みやすくなります。
骨盤を立てて長座の姿勢を取り、骨盤を大きく回すイメージでお尻で前に進んだり後退したりする「ヒップウォーク」も、骨盤周りの筋肉をほぐすのに効果的です。
③骨盤矯正ストレッチなどでゆがみを整える
左右対称の動きで骨盤の状態を整えていくストレッチなどで、骨盤のゆがみを軽減します。
整骨院などで、プロの手に委ねるのもよいでしょう。
一般社団法人体力メンテナンス協会認定の骨盤補正師による骨盤補正もおススメです。
寝たまま簡単にできるストレッチ方法は、コチラの記事をご参照下さい。
④整った骨の位置をキープするための筋力をつける
せっかくゆがみが整っても、その位置をキープできる筋力がなければ、すぐにまた元の位置に戻ってしまいます。
骨盤周りに限らず、全身の筋肉を左右バランスよく鍛えていくことが重要になってきます。
②で出てきたヒップウォークは、しっかりと骨盤を立ててある程度の時間続けて行えば、左右対称に骨盤周りの筋肉を鍛えるのにも有効なエクササイズです。
そしてさらに理想的なのは、バランスボールを使った全身運動です。
不安定なボールを使って運動することにより、バランスを取るために左右対称に身体の筋肉を使うことが自然と要求され、全身をくまなく鍛えることができるからです。
特に、バランスボールによるバウンス(弾む)運動は、筋肉のコリをほぐし、ゆがみを整え、さらに整った位置をキープする筋力をつけるところまでが一気にできてしまうのでとても効率的です。
まとめ
骨盤のゆがみって、思っていたよりもずっと怖いんですよね。
もちろん、あらゆる身体の不調の原因が骨盤のゆがみであるというわけではありません。
ですが、骨盤を整えることが快適な生活を手に入れることにつながるのは間違いないと言えます。
まずは、生活の中で自分の身体の使い方や動かし方を意識してみることから始めて、ゆがみのない身体を少しずつ目指していけるといいですね。
[文:一般社団法人体力メンテナンス協会(http://www.pca-tairyoku.or.jp/)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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