「梅雨どきの体調不良」に負けない!効果的な3つの対策

タグ: , 2024/6/25

「梅雨の季節になるとからだが重だるくなる」
「気分が落ち込んでやる気がなくなる」

このような不調に悩まされていませんか? ジメジメと蒸し暑く、過ごしづらいこの季節の不調は最近、「梅雨だる」と呼ばれています。

今回は、梅雨だるの原因と、カンタンに行える対策法も併せてご紹介します。

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1.梅雨だるの原因

まずは、梅雨だるの原因についてみていきましょう。ここでは、3つの原因に分けてご紹介します。

1-1.湿度
人が過ごしやすい湿度は一般的に40~60%といわれていますが、梅雨の湿度は70~80%もあります。湿度が高いと何が問題かといえば、体内の水分が汗や尿として外に排出できず、その結果、体温調節機能がうまくはたらかなくなることが知られています。
このため、だるさや疲れが感じやすくなると考えられています。

1-2.日照時間の短さ
1年のなかでも、梅雨は曇りや雨が多く、日照時間も比例して短くなります。日光は睡眠に関係するホルモン分泌にも大きく影響を与えると考えられています。体内時計が乱れると、朝起きられなかったり、夜ふかしをしてしまったりと、生活リズムが崩れてしまうといわれています。

1-3.低気圧
梅雨は気圧低下が続きやすいといわれています。気圧に大きく影響されるのが自律神経で、低気圧時には副交感神経が優位になり、からだが活発的な状態からお休みモードになってしまうため、だるさや眠気も感じやすくなるとされます。

2.梅雨だる対策3つ

ここからは、今すぐ実行できる梅雨だる対策を3つご紹介します。

2-1.湿気をとり除く
梅雨の湿気は、ほんの少しの工夫で軽減することができます。除湿機を使用するなら、コンプレッサー式の除湿機がおすすめです。湿気を吸着、蒸発させられるうえに、消費電力も少ない優れものです。

除湿機がない場合は、風通しをよくするのも有効です。風の通り道を考え、壁から家具を少し離し、扇風機で空気を循環させましょう。洗面台の下や靴箱など、常に密閉している空間には湿気がたまりがちです。定期的に開けて、風通しをよくしましょう。

2-2.通気性のよい衣服や食事の工夫
リネン生地は高い通気性を持ちます。吸水性、吸湿性があり、手触りもいいので、おすすめの素材です。同じく通気性のいいコットン、速乾性のあるポリエステルもおすすめです。

袖口や襟に少し余裕がある服だと、空気が入りやすく涼しく感じられます。重ね着をなるべく避ける服装を意識して選んでみるといいでしょう。

またこの時期はむくみの解消に役立つ、体の余分な塩分を水分とともに排出してくれる「カリウム」を含む食物を意識して摂るようにするといいかもしれません。
カリウムはきゅうりやズッキーニ、アボカド、バナナなどに多く含まれています。

2-3.同じ時間に起きる
毎日同じ時間に起きて陽の光を浴びるという習慣を作り、体内リズムを調整しましょう。陽の光を浴びることにより、睡眠ホルモンのメラトニンの原料となるセロトニンが作られると考えられています。(※1)

曇りや雨でも十分な量の太陽光は降り注いでいるため、毎朝しっかり起床し、日光を浴びるよう心がけましょう。

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