朝食を食べないと動脈硬化のリスクが2倍に上昇! 動脈硬化を予防することにもつながる朝食について
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]
朝食を抜く習慣のある人は、朝食をしっかり食べる人に比べて動脈硬化を発症するリスクが2倍に高まるという研究結果が発表されました。
朝食は1日の最初に摂る食事ですのでエネルギーをしっかり摂ることで心臓血管を保護することに期待ができます。
1日のエネルギーの摂取量は食事の代謝効率、満腹感の得やすさ、食欲の調節などに関わり健康に大きく影響するからです。朝食を抜く習慣は喫煙、運動不足、高コレステロールなどと同じように動脈硬化を促す危険因子のひとつになります。
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朝食を抜くことは肥満、2型糖尿病、高コレステロールなどの危険性が高まることが明らかになっており、それだけでなく朝食を重視して食べる派に比べ頸動脈で21%、腹部大動脈で17%動脈硬化が進行していることも明らかになっています。
さらに非冠動脈性動脈硬化症のリスクが1.55倍になり全身性動脈硬化症のリスクが2.57倍に上昇していました。
朝食を抜く習慣のある人は、過体重や肥満になりやすいだけでなく食事の時間が不規則になりがちで、アルコールを多く摂取したり喫煙習慣があるなど、全体的に生活スタイルが不健康である傾向もわかっています。
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