【ゴルファーのための栄養学】飛距離アップには適切な『プロテイン』摂取を!

タグ: , , 2024/12/20

『プロテイン』で摂取するということ

今回の研究ではたんぱく質の摂取にプロテインサプリメントが使用されましたが、栄養の基本は『食事』です。たんぱく質の摂取は、肉や魚、大豆製品等の食材からの摂取を第一に考える必要があります。しかし、これらを相当量、トレーニングやラウンド直後に摂取することは現実的でない方が多いかと思います。そんな時に、プロテインが役に立ちます。プロテインには食材には無いメリットがあります。

・体内で素早く吸収できる
・持ち歩きにかさばらず手軽
・食材と比較して温度変化等による品質が低下しづらい

これらがゴルファーにプロテインも食事と併用することをおすすめする理由です。

たんぱく質は『どの位』摂取したら良いか

たんぱく質は適正量の摂取が欠かせません。おおよそ体重と同じグラム(g)のたんぱく質摂取量が推奨されていることを記載しました。

また、日々ラウンドするゴルファーの皆さんは一般の方よりも運動量が多く、トレーニングをしている方は通常よりもたんぱく質の必要量が多くなります。目安として、体重の1.5倍程度(体重60kgであれば90g)のたんぱく質を摂取することがおすすめです。

それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正値は変化します。

引き続き様々な観点から、ゴルファーの為の栄養学についてご紹介させていただきます!

※1:Seo, J., Jiang, S., Ahn, S., Kang, Y., Sung, Y., Li, X., Jamrasi, P., Sun, E., Yoo, J., Kim, B., Sim, H., & Song, W. (2024). Effect of mixed protein supplementation on golf performance and muscle function: a randomized, double-blind, placebo-controlled study. Journal of the International Society of Sports Nutrition, 21.








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[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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中島 遥

管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。

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