咀嚼と嚥下に重要な舌の役割
[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]
舌の衰えにもご注意を
粒ガムをクチャクチャする時も舌を使います。
「口」は人が健康的に生活していく窓口としてたいせつな器官です。食べたり飲んだりするための消化器官。友達との会話やビジネスパートナーとの商談など、言葉を発して人と人とを結びつけるコミュニケーションツールでもあります。
最近口の中を噛んで粘膜を傷付けてしまう時が多いのです。外傷性口内炎になってしまいます。癖にならないように注意したいところです。
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噛んでしまう原因にもいろいろあるでしょう。少なくとも新型コロナ禍による身体的,精神的,社会的な虚弱(フレイル)によって表れた過ちではないように思う。なぜなら口を動かす機会が減っていないからです。食べたり飲んだり、しゃべったりすること。幸いにも口の運動量はコロナ前とあまり変わっていません。
では何が誘因なのか?第一に「疲労」が挙げられます。確かにからだ全体が疲れてくると口を動かすのも嫌になります。しゃべりたくもない時ってありますよね。あごの動きを制御し難くなっているのかも知れない。今年も残すところ1ヶ月半です。年末になって来ると体調を崩す人がいます。そろそろ1年の疲れが表れる時期なので、口の動きにも影響しているのかも知れません。
思い返してみたら、食事中に口の中を噛んでしまうことに気が付いた。
頬の内側や、時折舌を噛んでしまいます。激痛に耐えながら「やってしまった!馬鹿だなぁ~。」と自分自身を呆れてしまうのです。まさに開いた口が塞がらない状態となるのです。
食事の最中は摂食嚥下機能がしっかり働かないといけません。歯や歯周組織が丈夫なのか?上下の歯の噛み合わせに不具合はないのか?スムーズにあごが動いてくれるのか?といった注意点が思い起されます。
これらは主に咀嚼に必要な部位です。