腸管免疫向上でコロナ禍も健康に!ローヤルゼリーが防御力を高める秘密とは
今冬は、新型コロナウイルス感染症の再拡大に伴い、健康への意識が一変。ウイルスの感染を防ぐためには免疫力の維持・向上が大切とされ、これまで以上に気を使っていかなければならない状況が続いています。
そういった背景もあり、現在、世の中では免疫力向上のための食品が次々と紹介されてきておりますが、特に注目の食品が「ローヤルゼリー」です。
ローヤルゼリーは、女王蜂だけが食べ続けることのできる特別食。働き蜂も女王蜂も、孵化した時は同じメスの幼虫ですが、ローヤルゼリーを毎日与えられ続けた女王蜂は、働き蜂の2~3倍の大きさまで成長します。さらにローヤルゼリーは女王蜂にとって1日に約2,000個もの卵を毎日産むパワーの源。女王蜂の驚異的なエネルギーを支えており、これまでにも風邪や冷え性対策として多くの人に親しまれてきた食品の一つです。
ローヤルゼリーの秘密
サントリー、資生堂、DHC、ファンケルなど多くの企業がローヤルゼリーを含むサプリメントを販売していますが、今回注目するのは、1948年の創業以来、長年にわたりローヤルゼリーを始めミツバチ産品の研究を続けている山田養蜂場です。
山田養蜂場は、ローヤルゼリーを購入した方から「風邪をひかなくなった」「免疫が上がった気がする」との声が多数寄せられており、そのような声を受け、ローヤルゼリーには何らかの免疫への作用があるのではないかという仮説の元、様々な研究に取り組んできました。
その結果、ローヤルゼリーに含まれる「10-ヒドロキシデカン酸」(以下「デカン酸」)が、免疫機能の約70%を占める腸管免疫の発動起点M細胞に作用する物質であることを、山田養蜂場研究施設「みつばち健康科学研究所」と国立大学法人熊本大学の三隅将吾教授との共同研究(※)によって食品で初めて明らかにしました。
(※)参考情報:みつばち健康科学研究所 https://www.bee-lab.jp/lp/dekansan/
出典:Biol Pharm Bull.2020;43(8):1202-1209 2017/特許取得済(特許第6202587号)