頭皮の血流改善で美髪に!最新の超音波による”触れない頭皮ケア”とは?

タグ: , 2024/2/10

 冬も本番、寒さも厳しくなってきました。この時期は、血行が悪くなり、からだにも変化が起きやすいです。血のめぐりが悪くなると、体が冷えたり浮腫みやすくなったりするのは想像がつくと思いますが、意外なことに頭皮や髪にも影響を及ぼします。

特にケアが必要な頭頂部の血流

 私たちの髪の毛を支えているのは頭皮の血流なので、血行が悪くなると毛根の細胞に栄養が行き届かなくなります。

 頭皮には筋肉が少なく、特に脱毛や薄毛が生じやすい頭頂部付近には筋肉がありません。筋肉がない=自分の意思では動かせないため、血流を促すには積極的なケアが必要です。

 頭皮の血流悪化を放置すると、髪の乾燥や白髪、薄毛や抜け毛の原因にもなってしまいます。髪の健康を保つためには、頭皮を清潔に保ち、血行促進を心がけることが大切です。しかし、こういったことがあまり知られていない実態があるようです。

 2023年9月、ピクシーダストテクノロジーズが全国の20~60代・男女500名を対象に実施した「髪の悩みや対策に関する意識調査」によると、「頭皮には筋肉量が少なく栄養失調になりやすい」という事実について約8割の方が「知らなかった」と回答しています。

血流を促すためにやりがちな「強すぎる」頭皮マッサージの実態

 頭皮の血流を良くすると聞いて多くの人が思いつくのは頭皮マッサージではないでしょうか。

 実はこの頭皮マッサージのやり方にも注意が必要なことがわかってきているのです。

 同調査で「マッサージはどのくらいの【強さ】が効果的だと思いますか」という質問に対し、約半数の人が痛みを感じる強さで行っていることが分かりました。

 クレアージュ東京 エイジングケアクリニックの浜中 聡子院長は、正しい頭皮マッサージについて次のように語っています。

 「血行を良くしようと頭皮マッサージをしても、強い力をかけすぎると、かえって頭皮や毛根細胞を傷つけてしまう懸念があります。発毛に有効な圧力刺激は1g程度のごく微弱な力だと分かっていますので、ご自身で痛みを感じるほどだと、強すぎて正しいケアが行えていないリスクがあります。」

 一般的に、歯ブラシの適切なブラッシング圧は150g~200gと言われているので、1gとなると、相当弱い力ということがわかります。

浜中 聡子

浜中 聡子 (クレアージュ東京 エイジングケアクリニック 院長)

クレアージュ エイジングケアクリニック

発毛治療を中心としながら、
女性のエイジングにおけるさまざまな悩みに対応するクリニック。

1999年より 業界で先駆けて女性専門の発毛治療を開始し、
開院から23年間で55万人もの治療を行っている。

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