【坐骨神経痛】お尻から足にかけての痛みを変えるには姿勢が大事

タグ: , 2024/10/19

[文:JITANBODY 整体院(時短ボディ)(http://jitanbody.com/)]

 今回はデスクワークや高齢者に多い、お尻から足にかけての痛み「坐骨神経痛」について説明をしていきます。

坐骨神経とは

まず、坐骨神経とは人体の中で最も太い神経であり、背骨(腰椎)から出てきてお尻、太ももの後ろ側を通り、足先までつながっている神経です。

この坐骨神経の通る周辺に、痛みやしびれが出現するものを「坐骨神経痛」と呼びます。

坐骨神経痛の主な症状として、

・お尻から太もも、ふくらはぎにかけての痛みがある
・長い時間立ったり、座っていることができない
・歩いていると痛みが強くなる
など

このような症状が特徴的です。

【関連記事】左のお尻から太もも裏への痛み・・・これってどんな症状?





坐骨神経痛の症状が出てくると家事や仕事に支障をきたし、高齢の方は外に出て歩くことも困難になります。

坐骨神経痛は病名ではなく、多くがお尻から太ももの後ろ側が痛くなる「症状」を指します。

この原因は様々あり、よく「お尻の奥の筋肉が硬くなって坐骨神経を圧迫しているから」と病院で説明を受けてこられる患者様が多いですが、最も多いのが「椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」など、腰椎に問題があって、そこで神経が圧迫されて症状が出るケースです。

もちろん、お尻の筋肉が硬くなることによって坐骨神経が圧迫されているケースもありますが、この場合は「梨状筋症候群」と呼ばれます。

腰椎で圧迫を受ける神経は、「末梢神経」と呼ばれ、脳と脊髄からなる「中枢神経」と体の各筋肉などを結び、筋肉に命令を送って体を動かしたり、温度などの感覚を脳に伝える神経です。

私たちが自由に動いたり、暑さ寒さや硬い柔らかいがわかるのは、末梢神経が正常に働いてくれるおかげなのです。

その末梢神経(坐骨神経)が圧迫など刺激されると異常を感知して痛みを脳に伝えるのです。

坐骨神経を改善するには、腰椎に負担がかかっている状態やお尻から足にかけての筋肉の硬さを取り除かなければいけません。

腰椎に負担がかかる、下肢の筋肉が硬くなる原因の多くは「姿勢」にあります。

その姿勢とは、座り方・立ち方・歩き方です。

これらの動作は生活をする上で基本動作であり、毎日、何百・何千回と繰り返されています。

その基本動作が間違った体の使い方をしていると局所に負担が蓄積されて、腰椎や筋肉に器質的な変化を引き起こしてしまいます。

ですので、硬い筋肉をほぐすだけではなく、硬い筋肉を作り出している習慣から変えなければ根本的な改善は見込めません。

坐骨神経痛を予防・改善する姿勢について説明していきます。

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