朝食で痩せやすくなる?「セカンドミール効果」に注目!

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[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]

 野菜を最初に食べる「ベジファースト」は、よく耳にするという方は多いのではないでしょうか。

それでは「セカンドミール効果」はどうでしょうか?

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糖質が少なく食物繊維が豊富なメニューを選ぶことで、食後高血糖が抑えられ、さらに次のお食事でも血糖値を抑える効果があるということです。

通常、食事をすると血糖値は上昇します。

そして、食後の血糖値が高いと糖尿病になりやすいだけでなく、動脈硬化が進行したり、太りやすくなるともいわれています。

食事をすると血糖値が高くなりますが、健康な人の場合はインスリンがすぐ分泌され、血液中のブドウ糖がさまざまな臓器や細胞に取り込まれるため、食後約2時間以内には正常値に戻ります。

しかし、インスリンの分泌が十分でなかったり、働きが悪いと血糖値が下がりにくくなります。

食後の血糖値が高いと、糖尿病の発症リスクが高くなるといわれています。

また、食後高血糖によって活性酸素が産生され、血管が酸化ストレスにさらされてしまうため、動脈硬化のリスクも高くなるとされています。動脈硬化は、空腹時の血糖値より食後の血糖値が高いことのほうが大きな影響を及ぼすともいわれています。動脈硬化は高血圧を引き起こすケースが多く、将来的には心筋梗塞や脳卒中という恐ろしい病気を引き起こしかねませんので注意が必要です。また、血液中のブドウ糖がエネルギーとして使い切れずに余ったままでいると、脂肪組織などに運ばれ脂肪として蓄えられてしまいます。

これが太る原因の一つとも言われています。

さらには、食後高血糖が認知症のリスクを高めるとする報告もあります。食後の血糖値を抑えることは、さまざまな疾患のリスクを抑えることにつながると考えられています。

さまざまな研究結果から、食事の最初に野菜を食べると食後の血糖値が上がりにくくなるとされています。

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