中高年クライシス 性的意欲障害にはどう対応する?
[文:女性医療クリニックLUNA(http://www.luna-clinic.jp/)]
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今回は日本人特有の悩みについて話していきたいと思います。
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よく性的意欲障害について相談をいただくことがあります。
その中で、男性ホルモンとして知られるテストステロンは閉経前の女性でも使えるのかという質問があります。
本当は性的意欲障害に対しては、「フリバンセリン」という、脳内のセロトニンを下げて、ドーパミンを上げる薬を一番最初に試す方が良いです。
ただ男性は、生殖能力のあるうちは男性ホルモンを補充してはいけません。なぜなら、自らの精巣の機能を抑えてしまうからです。
女性も本当は卵巣機能を女性ホルモンより抑えないように気をつけなければいけず、閉経前の女性を受診すると、ピルを飲んでいる人が多いです。
そのため、ピルを飲んでいないか、胃薬や抗うつ剤を飲んでいないかをチェックし、治療後でもやっぱり意欲がない。「フリバンセリン」を飲んでもイマイチという時はテストステロンを適応という感じで考えています。
ただ「フリバンセリン」は直接脳に効く薬なので、まずはそれで維持をしてみて欲しいですね。
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