その症状、肝機能低下のサインかも!「肝臓」と「疲れ」のつながりについて
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]
なかなか疲れが抜けない・・・
運動不足や睡眠不足だけが原因だと思っていませんか?
実は肝機能が低下しているのが原因かも!
肝臓の働きを知り、疲れを中から取り除いていきましょう!
生命活動を行うのに不可欠な働きをする肝臓の機能を把握しておきましょう。
① 代謝機能
食事から摂取した栄養を、体内で必要なエネルギーに変える機能
② 解毒作用
アルコール、アンモニア、薬など体にとって有害な物質をろ過し無害化する
③ エネルギーの貯蔵
脳に必要なエネルギー(グルコース)をいつでも供給できるように貯蔵
④ 胆汁の生成
消化酵素を作り、血中のコレステロール値を調整。脂質の消化吸収を助ける
疲労との関係とは?
肝臓が疲れていると本来解毒されるはずの老廃物は、ろ過できなくなるためそのまま体内に残ります。
エネルギーとして代謝しきれなかった栄養は中性脂肪となり蓄積されます。
体にとって不要なものがどんどんたまっていってしまうことに加え、エネルギーが作れなくなってしまうことで、体を動かすことがますますつらくなってしまうでしょう。
なかなか疲れが抜けないな…というときは体の中で肝臓がSOSを出しているのかもしれません。
肝臓が疲れで見られる特徴的な症状は?
体が疲れやすくなった・・・というほかに、心当たりのある症状はありませんか?
●お酒を美味しく感じなくなった
●食欲低下(特に脂っこいものを欲しなくなった)
●足がむくむ・お腹が張る
●検診で肝機能異常を指摘された