【ゴルフ】ドライバーのミスを簡単に解決する方法とは
こちらのデータを3次元で見てみましょう。
まずは右側に出ている数値の「Hプレーン」というものに注目をします。
Hプレーンというのは水平プレーンという意味です。
今の状態だとスイングプレーンが8.9度右を向いて振っているという数値が出ています。
この数値が出ているということは結構右を向いて振っている事がわかりますので、フェードを打つようなイメージで左に目標をとって打ってみたりすることも効果的であると考えられます。
左に打つことを嫌がる傾向がある人はこのようなデータになることが多いです。
無意識に左に振ることを嫌がってしまい、なかなか左に振り切れないと思いますので、その時は左にアドレスを取るようにしてください。
もちろんフェースはターゲットに向けてまっすぐのままにします。
この状態でスイングをすることを心がけてください。
このように意識してスイングをするとこのような変化が生まれます。
スイングプレーン自体も1.4度右になり右に向きすぎない結果に変わっています。
フックを嫌がりすぎてカラダどんどん右に向いてしまうので、インから入ってくる角度が強くなりヒールヒットになったり、手で返すのが強くなり左に行くボールが出やすくなります。
フックが怖くなり右を向き出してしまうことはとても多くあるので、そのような場合の時は、嫌がる方を向いて打つようにしてください。
これはプロゴルファーも多く実践している練習方法になります。
左を嫌がりだんだんと右の方へ目標を向くと、インサイドアウトが強くなりプレーン自体が右へ向きすぎていることになります。
そのまま振ってしまうとインサイドアウトが強すぎて、例えスクエアにヒットしたとしても出だしがまっすぐでその後フックしたボールになってしまいます。
このように修正していただければ左へのミスも減ると思います。
まとめ
今回のチーピンが多く出てしまうミスは身体の向きが問題だった事が判明しました。
左にボールがいくことを嫌がりそれが結果的に身体の向きを右に向けてしまっていた原因でした。その結果インサイドアウトの軌道が強くなり左への曲がり幅が多くなってしまっていました。
わざと嫌な方向にアドレスを構えスイングしていくことにより正しいプレーンになるのでまずはこの練習をぜひ実践してみることをお勧めします。
トータルゴルフフィットネスでは、ゴルファーの願いを最短で叶えるために、トレーナーとコーチが連携してカラダのチェック・スイングのチェックを行います。
『カラダの問題点』『ゴルフスイングの問題点』を明確にし、効率的なゴルフスイングを身につけるための提案を行います。
ゴルフレッスンだけではなかなか修正が難しかったフィジカル面の課題もゴルフ専門のトレーナーがしっかりと見極めて改善へ導きます。
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[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
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江澤 彬
トータルゴルフフィットネス所属パーソナルトレーナー
トータルゴルフフィットネスではテクニカルマネージャーとして「より長く、より上手く」をコンセプトにゴルファーの健康とパフォーマンスに貢献するサービスの提供と、選手育成担当として世界に通用する自己管理能力の高いアスリートゴルファー育成に尽力している。