やめられない、止められない!頑張る人ほど陥りやすい「ストレス過食」
「痩せたいのに、イライラするとつい食べ過ぎてしまう…」
「ストレスを感じると、お腹が空いていないのに食べてしまう…」
こんなお悩みをお持ちではありませんか?
それは、ストレス社会で頑張る日本人に起こりやすい「ストレス過食」かもしれません。
今回は、今すぐどうにかしたいストレス過食の原因や解消法をご紹介します。
【関連記事】そのめまい、メニエルかも!?メニエル病のメカニズムとストレス
1.なぜストレスが溜まると食欲がわくの?過食の原因とは
痩せたいという気持ちが強い人に多く見られるストレス過食。その原因として、無理なダイエット(過度な食事制限や無理な運動)からくるストレスや、日頃の精神的ストレスが挙げられます。
過度な食事制限などでストレスが増えると、食欲を抑えるホルモン(レプチン)の分泌量が減り、我慢していた食欲を抑えられなくなってしまうと考えられています。そして、無理なダイエットでは、痩せなくてはという強迫観念でストレスが増し、悪循環を招く恐れもあります。
また、ストレスが溜まると、糖を血液に乗せて全身に運びエネルギーとして利用するホルモン(コルチゾール)の過剰分泌や、自律神経の乱れが生じるといわれています。
コルチゾールが過剰分泌されると、レプチンが減少し結果的に過食ぎみになることがあります。さらに、自律神経の乱れは食欲の増加や代謝の低下につながるため、結果としてストレス太りに繋がる可能性があります。
ストレス太りを防ぐには、日頃からストレスを溜めないように意識することが大切です。