ウェイトトレーニングに欠かせないベルトの有効性について

タグ: , , 2024/11/27

1. はじめに

 ウェイトトレーニングをしている人で、お腹のあたりにベルトを巻いている人をよく見かけませんか?「ウェイトベルト」や「トレーニングベルト」などと言われるそのベルトは、重い重量を扱う時など、力を発揮するトレーニングをするときに使われるイメージですよね。

 この「ウェイトベルト」の正しい使い方と効果を知ってから使用すると、ベルトの重要性が分かりさらにトレーニングに活かすことができます!今回は「ウェイトベルト」について詳しく説明していきます。

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2.ウェイトベルトとは

 ウェイトベルトとは、脊柱に特に負荷のかかるエクササイズを行うときに、パフォーマンスを補助し、けがを予防するために用いられるとても重要な補助器具です。なんとなく、ゆるくつけていても意味がありませんから、しっかり腹圧がかかるぐらい、きつめに締めてあげることが重要です。

 最近では、パワーリフターやボディビルダー、トレーニング上級者のみならず、女性で使用する方が増えてきていますが、上級者が使うものというイメージが強いためか、使っていない方も意外と多い気がします。

3.ウェイトベルトの活用タイミングと効果とは?

 ウェイトベルトを活用するタイミングとしては、

・80%より大きな負荷を挙上する場合に限り、ベルトを使用することを推奨

とされています。

 1RM(1回で限界の重さ)がそれに値しますが、3~5RM(3~5回で限界の重さ)ぐらいまでは使用したほうが良いと思います。逆に、何十回もできるような低負荷のトレーニングでベルトを用いると、コアの筋群のトレーニングが抑制される可能性があり、脊椎に負荷のかかるエクササイズ中に働く補助筋群を本質的にディトレーニングすることになりかねません。

 ウェイトベルトを活用することによって得られる効果は、大きく分けて2つあります。

・トレーニングのパフォーマンス向上
・ケガ予防

 腹圧と筋トレのパフォーマンスの向上には、密接な関係があります。腹圧をしっかりかけることで、体が安定し、より効率的な筋肉の使い方ができて、より強い力を発揮することができます。そのため、重量アップやレップ数(回数)、筋力を発揮する際の速度が速まるといった効果が期待できます。

 また、ウェイトベルトを用いて腹圧をかけることで腰の関節部分を保護してくれるため、トレーニング中のケガ防止の効果が期待できます。

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