タバコは、美容の大敵?!
しかしタバコと酒は、やめられないのだ。
酒とタバコの依存症なのだ。
この依存は、20歳前にタバコを吸うと特に強く起こるらしい。父は、18歳から吸ったようだ。くれぐれも子供が20歳になる前には、タバコを吸わせてはいけないと思う。
タバコの害としてもっとも怖いのは癌ではなく、本人も周囲の人もふくめて、肺気腫をはじめとする閉塞性肺疾患が高率に発症することである。この疾患群の末期は本当に苦しいそうである。死ぬまで、酸素を常に吸い続け、寝ると苦しいので座って睡眠をとらなければならなくなる。
当然この恐怖は、父に何度も説明済である。しかし現在のところ父は、禁煙治療を拒否、喫煙をやめるつもりはないらしい。おそろしいことである。
さて私が、専門にしている骨盤底障害であるが、これにもタバコが悪いことが分かっている。つまりタバコを吸っていると尿失禁や、骨盤臓器脱になりやすくなるのだ。その原因として考えられているのは、
1、慢性の咳による尿道や膣の支持組織のダメージ
2、ニコチンによる膀胱異常う収縮の誘発
3、コラーゲンの生成と質の変化
4、内尿道括約筋にあるαレセプター活性の減少を助長する抗女性ホルモン作用
などである。
ちなみにタバコの抗女性ホルモン作用は、尿失禁や骨盤臓器脱ではなく、お肌の老化や、骨密度の低下なども引き起こす。タバコは、美容にも大敵である。
女性医療クリニックLUNAグループ
理事長 関口 由紀
[文:女性医療クリニックLUNA]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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