アスリート直伝 自宅でできるトレーニング特集【総合格闘技・浅倉カンナ編2】 ~自粛疲れ、在宅疲れ対策に~
新型コロナウイルス感染拡大予防のため在宅ワークやいわゆる「自粛」などで、「運動不足になって体力が低下したり、太ってきた」という声を聞きます。体力アップ、免疫力アップ、ストレス解消のために、各スポーツのトップ選手に自宅でもできるトレーニングを教わる企画をシリーズで紹介して行きます。
前回に続いて、総合格闘技「RIZIN」等で活躍し、日本の女子選手の中で人気も実力もトップクラスの浅倉カンナ選手に自宅でも簡単にできるトレーニングを紹介してもらいました。
浅倉カンナ選手が普段から取り入れているトレーニングを組み合わせてみました。筋トレを組み合わせたサーキットトレーニングです。
今回も前回に続いて5分間のサーキットトレーニングですが、種目や内容が違います。休憩なしで続けて行う事で脂肪燃焼の効果もあります。種目から種目へ移行するインターバルは5秒です。
1種目30秒の約5分間の運動です。各種目の設定は「回数」ではなく「時間」を目安に、各個人の無理の無い範囲でやってみてください。
以下、トレーニング内容ですが、併せて動画も参考にしてみてください。
浅倉カンナ選手と一緒に適度な運動や代謝アップで、ウイルスに負けない身体を作りましょう!
浅倉カンナ流 5分間サーキットトレーニング2内容
以下9種目を各30秒連続で行う。種目間のインターバルは5秒間で、その間に杉の種目へ準備を行う。
(1)ワイドスタンススクワット
(2)手幅を広げた腕立て伏せ
(3)サイドプランク
(4)すり上げ
(5)ジャンピングサイドステップ
(6)サイドプランク
(7)もも上げ
(8)シャドーボクシング
(9)プランク
(1)下半身 ワイドスタンススクワット (30秒)
・太もも全体とお尻に効きます。
・足の広げ方が肩幅のノーマルスクワットよりもお尻ともも裏に効果が期待できます。
・背中が丸くなったり、反りすぎたりはNG。
・胸を張ると背中、お腹にも効果があります。
※膝を曲げる時につま先より前に膝が前に出ないこと、膝とつま先の向きが同じ方向であることの2点を注意して行ってください。
(2)上半身 手幅を広げた腕立て伏せ(30秒)
・膝(つま先)と手で体を支え、膝は補助程度に重心は前に。腕と胸の筋肉を意識して。
・しっかり手首で地面を押すイメージで行いましょう。
・肩幅の腕立て伏せよりも肩周りの筋肉に効果があります。
※体は膝から頭まで一直線になるように意識してください。