規則は自分に甘くなる時に歯止めになる「不健康な飲酒にダブルの制御」
ところが飲酒の常態化や過剰な摂取は、「まぁ、この程度なら大丈夫だよな。」と自分に甘くなることから始まる場合が多々あると思う。お酒の量が段々増えてしまうのは、そんな考えがあるから。
発泡酒などアルコールがどの程度含まれているかを知る目安として、度数(パーセント)表示からグラム単位に変りました。だけど、飲み過ぎないように自己抑制するまでの手がかりになるでしょうか?
お酒の飲み過ぎは食道がん,大腸がん,乳がんなどのがん疾患だけでなく、循環器疾患(心筋梗塞や脳梗塞、高血圧症など)に罹るリスクが高くなります。そしてアルコール依存症や脂質異常症になる危険度もUPしてしまうのです。(※2)
だから、喫煙者を対象とした不健康ポイントを、お酒を購入する際にも適応すると有効なのかも知れません。
そしてその上に鉄道運賃の変動制よろしく、飲み屋でお酒をお代わりすればするほど高く付くのは如何でしょうか?上乗せ分は酒税ならぬ飲酒税で徴収するのです。上戸にとっては苦々しいでしょうが、そこのところは我慢してもらいましょう。
性懲りの無いヘビードランカーにダブルの制御を掛けるのです。
【出典】
(※1)令和3年12月警視庁広報部「交通安全情報」
(※2)健検テキスト増補改訂版 良い飲酒、悪い飲酒
[文:健康わくわくサイト]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸
幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 ~ 免疫検査を通しての患者様への想い ~ 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。