「不要な血管」は放っておくと良くない?
なぜ、血管が少ないことが望ましいのでしょうか?
実は、血管というのは、たくさんあればいいというものではありません。
血管は新しくできるときに、周りの組織を破壊しながら伸びていきます。
血管が増えるときには、ちょうど新しく道路ができるときと同じようにもともとあった構造物を破壊してから、血管がそこに伸びてきます。
(このときにもともとあった組織を破壊するために使われる物質をマトリックスメタロプロテアーゼといいます)
下の写真はアキレス腱炎の患者さんで、アキレス腱の中に血管が増えている様子です。(赤や青の色がついているところが血管)
このように血管が増えてしまうと、アキレス腱そのものも弱くなってしまうのです。
[文:オクノクリニック | モヤモヤ血管による慢性痛治療]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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