ゴルファーのための食事学『ショットの精度は水が決める!』
小まめな水分補給を!
水分は、小まめな摂取が重要です。一度に大量に摂っても身体で吸収することができないため、排泄されてしまいます。コップ1杯(150〜200mL)を目安に、ラウンド中も小まめな摂取を行いましょう。
ゴルファーにおすすめの水分摂取方法を2点ご紹介します!◯番ホールで必ず摂取するなど、摂取のタイミングを決める。そして、飲んだ量が見えるボトルを使用し、毎回適正量を摂取する。これらを参考に、それぞれの生活習慣に合った方法を見つけられると良いですね。
注意したいのは、水分の排泄を促す飲み物です。緑茶やコーヒーなどは良い点もありますが、利尿作用を持ちます。これはビールなどのアルコールも同様であり、飲み過ぎには注意が必要です。
糖尿病などの疾患をお持ちの方は、水分の量・質ともにさらに注意が必要です。医療機関での確認をお願いします。
それぞれの栄養素における目標値には個人差があり、個々の目標や身体の状態によって適正な値は変化します。
引き続き様々な観点から、ゴルファーの為の栄養学についてご紹介させていただきます!
※1:Smith, Mark F.; Newell, Alex J.; Baker, Mistrelle R. 「Effect of Acute Mild Dehydration on Cognitive-Motor Performance in Golf」 〔Journal of Strength and Conditioning Research26(11):p3075-3080,November 2012.〕
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[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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中島 遥
管理栄養士 パーソナルトレーナー
長野県出身。神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科にて管理栄養士、栄養教諭の資格を取得。卒業後は小学校で管理栄養士として働きながら、日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーの資格を取得。
現在、トータルゴルフフィットネスでは、「食事と運動」両方の面からお客様の望む身体作り、パフォーマンス向上に貢献できるよう努めている。