【ゴルフ】飛距離アップの為のウェーブリング活用プログラム 1
(2) 理想のアドレス姿勢について=ニュトーラルからパワーを出すために
近年、やっとゴルフもアドレス姿勢が大事と言われるようになってきました。
他のスポーツでは特に【構え】=【アドレス】が基本とされています。
ただ、ゴルフを楽しむ上で、どのようなアドレスを取ると良いのか?基本とは何か?はとても曖昧です。
そこで私の中では、アドレスの定義を【すぐに動き出すことのできる各関節がニュートラルな姿勢】と定義づけています。
車のギアと同じですね。バックにもドライブにもすぐに入れられる状態が理想です。
つまり、筋肉の強い力みのないことが理想のアドレスです。無駄に踏ん張ったり無駄に脇の誤った締め方をした状態からは、始動時に一度力を抜かないと動き出すことはできません。
それではもう多くの方がご存じだと思いますが、正しい姿勢のチェック方法についてです。
横から見たときに、耳の穴、肩峰、大転子、膝の中心、くるぶしの中心より少し前が一直線になっているのが一般的に良い正しい姿勢と言われます。
が、こちらもかなり曖昧だと思いませんでしょうか?
兼ねてから私もこれに疑問を持っていました。チェックがとてもしづらいのです。
少し前とはどのくらいで、膝や大転子の中心は見えません。
と思っていましたら、先日トライ体幹理論の中川隆先生とご縁することができ同じ見解を持たれ、正しい姿勢に対し中川先生は【正しく身体を使える姿勢】と定義されていて大合点したところで、ウェーブリングを使い牧先生と飛ばしの為のそのアドレス作りのプログラムを開発中です。
最後でその一部をご紹介します。
(3) ほとんどの日本人が猫背で巻き肩
一般的な姿勢チェックリストを見ると4つに姿勢が分類されます。
a. スウェイバック、b. 反り腰、c. 猫背、d. 正しい姿勢
でも実際、腰が反っていてもほとんどの方が猫背になっていることが多く、これは日本人のDNA的な問題が大きいと言われていますが、最近は特に、スマホやパソコン、デスクワークの影響における腹圧の低下によるものと考えられています。
この腹圧についても飛ばしにとって重要な要素になりますので、また後編で触れたいと思いますが、単純に、巻き肩の状態では機能的なスイングをすることは難しく、また怪我や病気の原因にもなってしまいます。
特に四十肩や五十肩で悩まれている方は、是非このシンプルで有効なエクササイズに取り組んでみてください。
のちに飛距離アップに大きな貢献をしてくれることとなります。