【ゴルフ】飛距離アップの為のウェーブリング活用プログラム 1
最後に巻き肩改善エクササイズです
まず、巻き肩で一番強く頑張ってしまっている小胸筋をほぐしましょう。
この筋肉は、肩甲骨を下制させるのに特に役立つ筋肉です。
ここが硬く頑張っていると肩が上がった状態になり、つまり肩が上がった状態では重要となる腕の力を抜くということが出来ません。
そしてまた猫背を招き呼吸にも影響していますから、しっかりとほぐしていきましょう。
リングは、このように持つと力を与えやすいです。
小胸筋は大胸筋の中にあり、このように肋骨の上の部肋骨の3,4,5番についています。
肋間に沿ってしっかり目にほぐしてください。
猫背気味の方、巻き肩の方はかなり痛いと思いますが、胸が早速開いてくる感じと肩の位置が変わるのを確認できると思います。
なんとなく鎖骨に沿って胸鎖関節を目覚めさせることを目的の一つとして小胸筋、前鋸筋を特にしっかり剥がしましょう。
鎖骨から腕を使えるようになるとパフォーマンスは格段に上がります。
最後に大胸筋もリリースしてみましょう。
他にもリリースしていくポイントはありますが、ここをおさえるだけでかなりの効果を感じられるかと思います。
いかがでしょうか?
行った方の腕とまだ行っていない方の腕を回した感じや、すでに肩が落ちている方や後ろに戻った方もいらっしゃるかと思います。
また大きく息を吸ってみると、左右の胸に差が生まれているかもしれません。
是非反対側も同じように行ってみてください。
そして最後にリングを後ろで持ち、肩をストレッチしながら回しておきましょう。
リングを両手で持つことで左右差があったとしても、左右一対の動作を引き出すことができます。
さて、スイングも【構築する】と言われるようになってきました。
つまり構築するためには、土台である身体自体の立て付けがとても重要であり、動かしていくにあたっては感覚受容器の目覚めがとても大切です。
私のセッションは、いつも基本的なことがメインですが、基本こそ曖昧であるがゆえにおざなりにされがちですが、基本の中に上達の秘訣が隠されています。
正しく身体を使うことにより、身体的にも精神的にもストレスのないゴルフを楽しんでください。
[文:トータルゴルフフィットネス – ゴルファーのための会員制フィットネスクラブ(https://www.tg-fitness.net/)]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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松澤 亜希子(トータルゴルフフィットネス)
ツアープロを目指すも、ケガにより断念。その後プロ帯同キャディやマネージャーとして第一線を経験する。身体に負担のかからない日本人古来の身体の使い方にフォーカスしたスイングを追求、コーチング・脳科学・フロー理論栄養学・事を成すメカニズムなどの成功哲学を学び、トータルでゴルファーを支えるゴルフレッスン活動を展開。トータルゴルフフィットネスではゴルフトレーナー&スイングコーチとして活躍中。