甘いもので老ける?糖化とは
老化を促進してしまう原因といえば「酸化」が有名ですが、最近では「糖化」が注目されています。
糖化による身体への影響や、糖化が起こるのはどのような時なのか解説します。
老化だけじゃない、病気も招く糖化
「糖化」の例えとして、よくホットケーキやトーストがあげられます。表面がこんがりと色づいて美味しそうですが、実はあの現象こそが糖化なのです。
糖化とは、タンパク質と糖が結びつく現象です。体内の余分な糖がタンパク質と結びつき、糖化反応を起こして「AGE(エージーイー)(終末糖化産物)」と呼ばれる老化促進物質を作り出します。
一度できてしまったAGEは体内で分解されにくく、溜まっていく一方に・・・。人間の身体にはいたるところにタンパク質が存在するため、AGEも様々な場所に溜まります。
肌はシミ・シワ・たるみに、骨は骨粗鬆症、血管は動脈硬化、脳はアルツハイマーの原因にというように、美容面だけではなく健康面にも深刻な悪影響を及ぼすといわれています。
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