生活習慣病の予防にもおすすめ「鮭」の魅力
鮭の種類
白鮭
国産で天然の鮭は、ほとんどが白鮭。秋に河川に戻ったものは秋鮭・秋味とよばれ、新巻(塩鮭)にも使用されます。
紅鮭
食用の鮭・マスのなかで最も赤く、脂がのっていて味が良い種です。主に北米・カナダ・アラスカから輸入されています。ソテーやフライ、西京焼きなどに向いています。
銀鮭
主にチリやノルウェーから輸入されている種。だいだい色をしていて脂がのっているのが特徴。刺身・寿司だね・ソテーなどに調理されるほか、燻製や塩鮭などにも加工されています。
キングサーモン
鮭のなかでも特にサイズが大きい種で、旬は春です。身が厚くて脂がのっていて美味。高価な食材で、刺身・ルイベ・ステーキ・スモークサーモンなどに調理されます。
鮭のおいしい食べ方
皮につやがあり、身が太くて厚みのあるものを選びましょう。切り身の場合は、色が鮮やかで身が締まっているもの、水っぽくなっていないものをチョイスしてみてください。
保存方法
切り身の冷蔵保存は、1~2日までが目安。
鮭を焼いてから身をほぐし、フレーク状にして冷凍すると、チャーハンやおにぎらずの具材などに使えて便利です。
おすすめ調理法
カルシウム豊富な乳製品を使って、チーズ焼きやシチューなどがおすすめ。鮭の良質なタンパク質とビタミンDが、カルシウムの吸収率をアップしてくれます。
ムニエルや焼き鮭にするときは、レモンを添えてビタミンCを一緒にとるのがベターです。 ビタミンCの抗酸化力で不飽和脂肪酸(EPA・DHA)の酸化を防くことができますよ。
鮭を使ったおすすめレシピ
■サケのサラダすし
鮭のビタミンDが、チーズに含まれるカルシウムの吸収を助けます
■サーモンとカリフラワーのナッツサラダ
サーモンのアスタキサンチン、カリフラワーのビタミンC、ナッツのビタミンEで美肌効果
鮭は、栄養価が高く使い勝手のよい魚です。さまざまな調理法で日々の食卓にとり入れてみましょう。
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[文:あすけん 管理栄養士]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
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