【令和時代の新常識】おせち料理は「買う」から「自宅で作ってもらう」時代!

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大晦日までに準備するおせち料理「究極の作り置き」

「出張おせち」という聞きなれない言葉。これは、おせち料理を自分で作るのでもなく、買ってくるのでもなく、プロの料理人が自宅のキッチンに出張してくれて、それぞれの要望に合わせて、おせち料理を調理してくれるというサービスです。

作り手は、人気割烹や一流レストラン出身のプロの料理人。それも1万5,000円~2万5,000円(税別、食材費別)と、比較的リーズナブルな価格で。

このまったく新しい食体験。いったい、なぜ生まれたのでしょうか。

発案したのは、ホームシェフのサブスクサービスを手がけるシェアダイン。ホームシェフがさまざまな家庭にお伺いして作り置き料理を提供するなかで、おせち料理との共通点に着眼しました。

おせち料理は、大晦日までの数日間にわたって準備を整え、お正月期間に食べるという、究極の作り置き料理。日持ちを考えた味付けや調理方法、そのために必要な衛生管理、また同時に12品作るといった従来のサービスを最大限活かすことができると考えました。

長年にわたって割烹を中心に修行を積み、現在はフリーランスの出張料理人として活躍している、孝太郎さんも、今回この「出張おせち」に取り組むひとりです。

「伝統の日本料理に親しんでいただくことができる、絶好の機会です。日常の作り置き料理とはまた違った、『ハレ』の料理をぜひ楽しんでいただけるよう、私も腕を振るいたいと思っています」

「出張おせち」で広がる、これだけの楽しみ方

人気料亭や一流レストラン出身のプロの料理人が自宅で調理してくれるだけはありません。もうひとつの大きな特徴が、各家庭・個人のニーズに応じた、完全オーダーメードであるという点です。

たとえば、お正月は親戚が集まる大切な機会。「元旦は祖父母、義祖父母を招いて、自宅でお祝い。離乳食の赤ちゃんも一緒に食べられる、おせち料理を作ってほしい」という要望があれば、シニアにも食べやすく、離乳食の赤ちゃんも同じ材料で作り分け。

「子どもの食育のために、おせち料理を一緒に作ることで、日本の伝統を経験をさせたい」というご家庭では、材料の型抜きや盛り付けを手伝ったり、体験学習ができるそう。おせち料理に自信のない親御さんも、一緒に教えてもらうことも可能。

「お正月なのでちょっと贅沢したいけど、百貨店やホテルのおせち料理は飽きた。和食の料理人に、好きな食材を使って、我が家のオリジナルおせちを作ってほしい」というニーズや、お正月太りを避けて「2020年の抱負は、夫婦でダイエット。元旦からダイエットメニューに切り替えたい」という希望も叶えられそうです。

世帯人数はもちろん、食材や味付けや調理方法も含め、それぞれの要望に合わせた料理を提供し、幅広いニーズに対応できるのは「出張おせち」ならでは、ではないでしょうか。

よく考えれば、そもそも家庭料理として伝承されてきた、おせち料理は、食材も味付けも調理方法も、その地方や地域、家庭によって少しずつ異なるものでした。

一見奇抜に見えるかもしれない「出張おせち」ですが、お正月を迎える準備の新たな選択肢として、プロの料理人が家庭料理を伝える担い手になる。近い将来には、「昔はおせち、買ってたよね」などと言う日が来るかもしれません。

シェアダイン「出張おせち」https://sharedine.me/shokuiku-media/201911_osechi_chef/

[記事提供:食の専門家による出張料理サービス「シェアダイン」(https://sharedine.me/)]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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