「キヌア」って何?食べ方や栄養素について【低GI、高たんぱくのスーパーフード】

タグ: , , 2020/11/10

 プチプチ食感が楽しいキヌアは、今話題の「グルテンフリー食材」ということで注目され、小麦粉の代用品としても重宝されるようになりました。ん?そもそもグルテンフリーってなに? というところから、キヌアの魅力を紹介します。

グルテンとは?

最近では「グルテンフリーダイエット」などがテレビで話題になり、グルテンというワードを耳にすることが増えましたよね。グルテンとは、小麦、大麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されるたんぱく質の一種で、パン、麺などのもちもち感や弾力の素になる働きをしてくれるものです。

グルテンはパンやパスタ、スイーツなど、私たちの食生活にとっても身近なもので、毎日摂り入れている方も少なくないはず。腹持ちもよく、エネルギー源として重要な食材ではありますが、血糖値をぐんぐん上昇させるGI値の高い食材でもあり、太りやすいからと、近年では控える傾向にあります。そこで流行し始めたのが、グルテンを含まない「グルテンフリー」の食事なのです。





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キヌアの魅力


キヌアは米などのイネ科の穀物とよく似た作物。広義的にはモロコシやキビ、アワやヒエなどの雑穀に分類されていますが、実際はヒユ科アカザ亜科アカザ属の植物で、定義的には穀物ではなく擬似穀類とされています。

キヌアは糖質が控えめで、栄養バランスに優れているのがとても魅力的。例えば、たんぱく質は白米の2倍、鉄分・カルシウムは10倍、食物繊維は8倍程度とされていて、その他にも、ビタミン、ミネラル、カリウムもバランスよく含み、葉酸は緑黄色野菜に匹敵するほど含まれており、女性にうれしいスーパーフードなのです。

GI値が低く、ごはんやパンなどと同じ量を食べても血糖値の上昇が緩やか、となれば、ダイエット中の人にはもってこいですよね。

糖質は白米の3/4程度といわれています。あまり変わらないのでは?と感じるかもしれませんが、キヌアは調理すると水分を吸ってカサが増えるので、実際に食べる量は白米より少なくすみ、さらに糖質をカットすることができます。

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