仕事人のお酒との付き合い方 大友良浩弁護士
何の職業においてもお酒との付き合い方は永遠の課題。良い付き合い方をすればストレス解消になり、悪い付き合い方をすると次の日、またはその後のココロとカラダのコンディショニングに影響を及ぼすものです。是非とも、お酒とはうまく付き合って行きたいものですね。
「仕事人のお酒との付き合い方」のコーナーでは様々な職種の方々にインタビューし、それぞれのお酒との付き合い方を紹介して頂きます。
今回ご登場頂くのは弁護士の大友良浩さん。立教大学で六大学野球優勝、27歳まで社会人野球でプレーし、会社を辞めて弁護士になった異色の経歴。
弁護士と言えば華やかに見える職業だが、依頼者は基本的に悩み、問題があり相談してくる立場。ストレスも多そうな職業の大友良浩さんだが、そのお酒の付合い方は?
― 心理的な負担が大きそうなお仕事ですが、どのように心身共にどうマネジメントされているでしょうか??
なるべく運動します。ゴルフもそうですが、カートに乗らないで歩くとか。妻とテニスに行くとか。あとは、できるだけウォーキングをしています。ジョギングだと最近ツラくなってきたので(笑)
― 運動すると気持ち面もリフレッシュする部分があるんですか?
そうですね、それはあると思います。元々スポーツをやっていたのもあるのですが、家内とよくお酒を飲んでいるので、それもリフレッシュ方法ですかね。
― お酒の飲み方で心がけている事はありますか?
記憶がなくなるような事もないし、強い方なのかもしれませんが。
― 愚痴を言う人と飲んだらストレスが逆に溜まってしまうとか。
愚痴は、う~ん…、言った方が良いんじゃないかな?抱え込んでいるよりはマシなのかな、と。もちろん、いくら酔っぱらっても私が抱えている事件の情報を言う訳にはいかないですが(笑)、やはり愚痴りたくなるような時もありますから、それが発散できる相手がいるとそれはそれで良いのかな、と。
家内と飲んでいる事が多いですかね。
― やはり奥様と飲まれる事が多いですか?
そうですね、お酒の好みとか、食の好みが合うんで、いいですよね。今日どこ行く?とかで意見が割れる事もあまり無いので、大体好みが合うんですよね。
― 悩み事を抱えた方が弁護士の先生に相談に行くと思うのですが、そう言った悩み事を抱えている方々を見てきて、何か共通して言えるアドバイスはありますか??
一人で抱え込まない、と言いう事が大事だと思います。誰かに話した方が気も楽になると思います。一人で考えても、ドンドン悪い方に考えてしまうし、誰かに話せば色々な案が出て来て解決の道が見えるかもですし。相談ができる関係を作る事が大事ですね。
私も何か行き詰まったら仕事の事であれば同僚に、その他は家内に相談しますね。やはり、色々と相談できる人が多いに越した事はないですね。
大友良浩(おおとも・よしひろ)
1969年12月19日生まれ、神奈川県出身。
1992年3月、立教大学物理学科卒業。在学中は硬式野球部の一塁手として六大学野球2度の優勝を果たす。卒業後は株式会社リクルートに入社し、社会人野球で活躍。1997年6月に退職、2000年11月に司法試験合格。
はる総合法律事務所に所属。特許侵害訴訟等の知的財産業務、顧問先の契約管理、労働問題、海外における合弁会社設立や企業の社外役員等の企業法務を中心に、離婚、相続、交通事故の損害賠償請求などの経験に基づき、多種多様な業務を取り扱っている。