障がい者差別?「24時間テレビ」ダウン症女児の企画に賛否両論の声
25、26日に放映された日本テレビ「24時間テレビ 愛は地球を救う」のある企画が3日過ぎた現在も賛否両論の大反響を呼んでいる。ダウン症の女児がお笑いコンビ「オリエンタルラジオ」の2人を中心に結成されたダンス&ボーカルユニット「RADIO FISH」と一緒に「パーフェクトヒューマン」を歌って踊ったが、ネット上では障がい者差別か、否かで大論争になっている。
非難する人たちの多くが問題視したのは選曲だった。「パーフェクトヒューマン」には「彼は言った世界は必ずしもみんな平等とは限らない、彼は言った世の中には絶対勝者と敗者が存在する」という歌詞が出てくる。「歌詞からして酷い」、「これはひどい…完璧な人間って…ただの晒し者じゃん」、「見てられない。これで何を感じろと?ただただ気まずい」、「よく放送する気になったよな…本当」とネット上で批判のコメントが書き込まれた。
一方で擁護する意見も多数ある。「ダウン症の子にパーフェクトヒューマン踊らせる!って騒いでいるけど、なんかこの気持ちこそ偏見と思うの私だけなんだろうか」、「楽しく踊っているのに差別だ偏見だという神経の方がおかしい」、「英語の歌詞だったら気にしないくせに騒ぎすぎ。女の子がかわいそう」と企画を否定することが障がい者差別につながると危惧している。
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