口臭の原因・膿栓って?できる原因と対策をご紹介

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膿栓のできる原因

病原体やウィルスは、鼻や口から気管を通じ肺に向かって侵入してきます。

リンパ球の集合体である喉の奥の扁桃が、鼻や口から侵入した細菌、ウイルスと戦う役割を果たしています。扁桃には、ウィルスを効率よく死滅させるためにボコボコとした部分があります。

ここに細菌やウイルスと戦った扁桃組織の炎症産物や死骸、食べ物のカスが白くなって溜まります。

これが膿栓のできる仕組みです。

特に乾燥する秋~冬の季節は空気中にホコリや塵が舞いやすく、呼吸をすることで膿栓に付着し、膿栓がさらに大きくなってしまいます。

できるだけ室内を加湿し、清潔に保っておくことが大切です。

膿栓を予防するには

膿栓を予防するポイントをみていきましょう。

小まめにうがいをする
口腔内が乾燥することで細菌が増殖してしまい、膿栓ができやすくなるばかりか、むし歯や歯周病にもなりやすい環境を引き起こします。

小まめにうがいをすることが、乾燥を防止するのに有効となります。

特に冬は空気が乾燥しているので、病気予防のためにもうがいをする習慣を身につけましょう。

また、うがい薬を使ったり、緑茶などの殺菌作用の高い飲み物を飲むことで細菌の数を減らすことができ、膿栓の発生を抑えることができます。

唾液分泌を促す
唾液には殺菌作用があり、細菌の繁殖を抑えることができます。

唾液腺マッサージやツボ押しも膿栓対策におすすめです。

また、レモンなどの酸っぱい食べ物や昆布などの唾液が出やすい食べ物をとることもおすすめです。

鼻呼吸を意識する
鼻呼吸は息を吸う際に鼻毛がフィルターの役割を果たし、空気中に舞っているホコリを取り除くことができます。

口呼吸の癖のある方は意識的に口を閉じるようにし、口腔内の乾燥防止のために鼻呼吸を心がけましょう。

膿栓が気になる場合は耳鼻科を受診

膿栓による口臭や違和感が気になる場合は、耳鼻科の受診がおすすめです。

まず一番軽めの治療としては、専用の洗浄管を使って扁桃腺の陰窩に管の先を入れて、水圧をかけて洗い流す方法があります。

それでも不十分なときは専用のガラス製の扁桃洗浄装置で強い陰圧をかけて吸い上げます。

膿栓をすっきり取ることができ、臭いと違和感が改善されます。

これを繰り返しても再び膿栓ができてしまう場合は、陰窩を焼く処置を行うこともあります。できるスペース自体が小さくなることで、溜まりにくくなります。

まとめ

膿栓がたまりやすい時というのは、扁桃で細菌が繁殖しやすくなっている目安となります。

うがいを小まめにしたり、ストレスや疲れをためすぎないようにすることが大切です。

膿栓が原因で口臭が気になる・膿栓ができやすいという方は、一度耳鼻科を受診してみることをおすすめします。

[文:ホワイトホワイトビューティー(https://whitebeauty.tokyo/)]

記事監修:石井先生
店舗:恵比寿本店・LUMINE新宿店・LUMINE有楽町店





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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