予防医療におけるリハビリテーションの重要性
[文:健康わくわくサイト 人生100年時代に役立つトレヴィアをお届けします]
リハビリテーションと理学療法士の関わり ~生活習慣病を通して~
むかしの老化モデルは、年を取るに従って右肩下がりに不健康になっていく道を辿りました。
しかし今はむかしよりも健康のレベルを高く維持して、いざ病気になった時に一気に健康のレベルが下がる傾向(終末低下型)なのです。従って、この急な落ち込みを運動によって引き上げることが大切です。
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むかしの記憶を蘇らせながら運動する「デュアルタスク・トレーニング」という認知症予防法 https://cocokara-next.com/fitness/dual-task-training/
現代は予防医療が注目されています。
『予防』といっても「一次」「二次」「三次」に分かれていて、
・一次は病気になる前に自分自身を守ること。
・二次は病気の早期発見~早期治療。
・三次は病気になってから、それ以上悪化しないようにリハビリテーションを行うことです。
私の学生時代は病院でお会いする医療従事者といえば「医師」「看護師」「レントゲン技師」「臨床検査技師」「薬剤師」の方々くらいでした。幾つかの職種を兼務していた時代でした。
今は有効な医療サービスを各専門家が分担して治療に当たっています。
リハビリテーションも然りで、リハビリテーション室には「理学療法士」「作業療法士」「言語聴覚士」の先生がいらっしゃいます。