みんなで知っておきたい「乳がん」
[文:銀座血液検査ラボ -ketsuken-(https://ketsuken.jp/)]
日本人女性の12人に1人は乳がんにかかると言われ、30~60歳代の女性がかかるがんのトップは乳がんです。
今やもっとも身近ながんの一つとも言える乳がんですが、今のところ有効な予防法は見つかっていません。
乳がんは、乳房にある乳腺に発生する悪性腫瘍で、どんな人でもかかる病気なのです。
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がんにならないために!守るべき「がん予防12か条」(https://cocokara-next.com/stress/cancer-prevention-should-protect-tt/)
その症状は、しこり、痛み、血液が混じったような分泌物が出る、乳首のただれ、皮膚のくぼみ、赤く腫れたりオレンジの皮のように毛穴が目立つ、脇の下のしこり、など実にさまざまです。
初期には全身の症状がないため放置されやすく、細胞ががん化してがん細胞となり、増え始めるとしこりになります。
しかし、乳がんの初期には食欲が減ったり、体調が悪くなるなどの全身症状はほとんど無いと言われています。
唯一の乳房の変化に気付かずに放置しておくと、乳腺の外にまでがん細胞が増殖し、血管やリンパ管を通って全身へと拡がっていきます。
乳房のわずかな変化を見逃さないことが大切です。
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