「筋肉貯金」のメリットと「筋肉枯れ」のデメリット
年齢とともに体力の衰えを感じてしまうのは自然の摂理。だからといって、体力不足を加齢のせいだけにしてしまうのは考えものです。 体力を維持するためには、運動が必須。わかってはいるものの、中高年のうち「十分な運動をしている」と答えられるのは26.5%だけというデータもあります。
そんな中高年の運動不足には、どんなデメリットがあるのでしょうか? また、中高年による運動のメリットを整理したうえで、簡単にできるおすすめの運動法をご紹介します。
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「十分な運動をしている」と答えられる中高年は26.5%だけ!
「健康のためには運動が大切」と誰もがわかっていても、運動習慣を継続することは決して簡単なことではありません。
RIZAPが50~70代の男女200名に行った健康意識調査では、「人生を有意義に過ごすために、健康に気を使っている」と答えた人は97.5%にものぼることがわかりました。
しかし、普段の運動については「できていない」と答えた人が48.0%になり、「十分な運動ができている」と答えた人は26.5%しかいませんでした。
ウォーキングでは筋肉がつきにくい?
運動が苦手な方や、体力に自信がない中高年が気軽にできる運動のひとつに、ウォーキングがあります。正しく行うウォーキングは、体に負担の少ない有酸素運動として、健康維持に有効だと言われています。
しかし、ウォーキングでは一部の筋肉しか使わないため、十分に筋肉がつかず「運動しているつもり」になってしまっている可能性もあります。