薬に頼らない!血圧はマッサージで下げろ!

タグ: , , , 2020/3/14

血圧を下げるマッサージとは

ここまで高血圧の基本的な知識を説明しましたが、ここからは実際に血圧を下げるマッサージについて説明します。

ふくらはぎのマッサージ
「ふくらはぎは第2の心臓」というようにふくらはぎの筋肉は血圧に深く関係しています。
筋肉にはミルキングポンプという働きがあります。これは筋肉の収縮によってその中を通っている血管へ圧力をかけ、血液を送り出す働きの事です。つまり筋肉の収縮は心臓のお手伝いをしてくれるということですが、このミルキングポンプが最も重要になるのがふくらはぎの下腿三頭筋です。身体の一番下にある部分なので、そこから血液が心臓に戻るためには重力に逆らって登らないといけないので強い力が必要になります。その力となっているのが下腿三頭筋なのです。
下腿三頭筋をマッサージするのはとても簡単です。ゆかに座った姿勢で片方の脚を体操座りのように膝を立てます。あとはふくらはぎを自分で揉むだけです。もみ方は自由ですが、ポイントは「出来るだけ大きく揉む」、そして「足首の方から上へ登るように揉む」です。
ふくらはぎを揉むことで末端部の血液循環が良くなれば心臓への負担が軽減され血圧が下がりやすくなります。
ちなみにこの時に足裏も一緒に揉んであげると良いでしょう。下腿三頭筋と足裏の足底腱膜は筋膜で繋がっているので、一緒にマッサージすることで効果が高まります。

高血圧に効くツボ「合谷」
東洋医学では経絡・経穴というものがあります。経絡というのは人間の身体の中を自然界のエネルギーがめぐり、その道筋のことを言います。そしてその経絡というエネルギーの道筋の中にある要所が経穴、つまりツボです。
ツボにはそれぞれに様々な効果があるとされていますが、その中でも万能のツボと言われているのが「合谷」です。
合谷は肩こりや頭痛、歯の痛みに効くと言われていますが、血圧を下げる効果もあると言われています。
手の甲側、親指の人差し指の間にある水かきのところに合谷はあります。そこを反対の指で押し込んで「痛気持ちいい」と感じるところが合谷です。10秒位押しこんだら反対の手も押しましょう。
強く押した方が効くと言うものでもないので、少し痛いけど心地よいと思える程度の力で押して下さい。

「天柱」・「風池」も効く
首の後ろ筋から後頭部へかかる境目にも血圧を下げる効果のあるツボがあります。
首の後頭部の境目で、真ん中の凹みから外へ指を滑らしていくと太い筋の塊にぶつかります。ここが「天柱」というツボです。そこからさらに外へ指を滑らせると今度は凹みが左右にあります。ここは「風池」というツボです。
天柱と風池は肩こりや偏頭痛に効くとされるツボですが、これも血圧を下げる効果があります。この2つのツボは、背中から後頭部にかけて付着する僧帽筋という筋肉の付け根にあります。僧帽筋は肩こりの原因となる筋肉なので天柱・風池を押して肩こりが和らげば、自然と血圧も下がるでしょう。
押し方は合谷と同じように、「痛気持ちいい」程度の強さで10秒を目安にしましょう。

まとめ

日本人の死亡原因第一位はガンです。しかし、脳梗塞、心筋梗塞など全ての循環器疾患を合わせると死亡者数はガンに匹敵します。そしてそんな循環器疾患の元凶とも言えるのが高血圧なのです。

食事や運動で高血圧を改善させようと努力している人は多いと思いますが、それでも改善が見られないようでしたら、ふくらはぎのマッサージと、合谷・天柱・風池のツボを使ってみて下さい。

薬は決して悪いものではありませんが、出来ることなら薬に頼らずに日常を過ごしたいというのは誰もが思うことなのですから。





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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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