「男子は厨房に入るべき!?」オトコとビジネスと料理について
[文:一悟術|自分を縛りつけているものから解放され、思い描いた人生を生きる道(https://www.ichigojyutsu.com/)]
今回は「男子は厨房に入るべき」という私の完全なる個人的な意見であり、考え方のご紹介です。
個人的な見解として、男性は料理に向いているのではないかと思っています。
さらに、料理を作ることによって料理から学ぶことがビジネスにも活きてきます。
そして、家庭も円満になる。はず。というお話しです。
男性は料理が好きか?嫌いか?
男性にとっての料理はどのような位置づけで捉えられているのでしょうか?
人によって大きく異なるのが、日常生活における料理に対する位置づけです。
1.料理をまったくしない
(外食または、コンビニ弁当等)
2.買ってきたものに少し手を加える
(カップ麺を作る、○○の素を使う)
3.買ってきたものにアレンジのひと手間ができる
(総菜に手を加えて盛り付ける)
4.簡単な料理ならすぐに作れる
(ご飯を炊いてみそ汁なら簡単に)
5.レシピサイトを見ながら料理を作れる
(レシピの料理を再現できる)
6.オリジナルの料理ができる
(何も見ずに料理ができる)
7.料理のプロ(料理人)
心理的には料理が好きな人のモチベーションは、
・人を喜ばせる料理が好き
・料理をしていると夢中になれる
・自分の料理を食べてもらえると嬉しい
・料理をしている時間が好き
料理をすることは、自分自身が満たされるだけではなく、料理を提供する相手の喜びも自分の喜びとして受け入れられることができます。
では、男性にとっては料理そのものが好きなのか?それとも嫌いなのか?
統計を取っているわけではないので、答えはわかりませんが、多くの男性からの想定される答えとしては、好きも嫌いもなくて。
ただ、「面倒なもの」ではないでしょうか?
料理が好きとか、嫌いとか、考える前にそもそも「料理は面倒くさそう」だから料理には手を出さない。という男性が多いようにも思います。
料理に求められる要素
料理には様々な要素、能力が求められます。
正確さ、丁寧さ、大胆さ、繊細さ、心遣い、気づかい、計画性、実行力等。
多岐に渡る能力が必要とされるのが料理です。
そういった意味では、一つのことができれば良いものができる。というタイプの能力ではないので、面倒に感じるのかもしれません。
料理に必要な正確さ
3分で出来上がるカップ麺を作るのに、10分間放置してから食べ始めるとのびた麺になります。焦って1分で食べ始めると硬い麺になります。
どちらにしても食べることはできますが、ベストなタイミングとは言えません。
レシピを見て料理をするのであれば、正確にレシピを再現することでレシピと同じレベルの料理を作れるようになっています。
レシピを使った料理は理科や化学の実験と似ています。まずはオリジナリティを加えずに忠実に再現することで、想定された結果を得ることができるのです。
料理に求められる丁寧さ、繊細さ
食材を丁寧に扱い、丁寧に調理して、丁寧に盛り付けることで、料理は一段と美味しくなります。
雑に扱えば、それだけ同じ料理であったとしても料理の質が落ちてしまいます。
料理に必要な大胆さ
時には大胆に料理をすることも必要です。丁寧に、繊細に扱うと同時に大胆に手を加えることで料理の手際、効率性も上がります。
料理に必要な心遣い、気遣い
料理には食べる人を思う心遣いが重要です。
家族のために料理をするのであれば、家族の好み、好き嫌い、苦手な食材、アレルギー等を把握することが必要です。
また、料理を提供するタイミングにも心を配る必要があります。
料理に必要な計画性
料理には計画が重要です。料理に慣れている方であれば、その日の献立をイメージすることである程度のタイムテーブルが頭の中でできあがります。
しかし料理に慣れていない方は、提供する料理の完成までのタイムテーブルが分かりません。
分からないのであれば、計画を立てて実行に移すことが重要です。