前歯が閉じづらい!オープンバイトの原因と治療法

タグ: , 2021/7/11

[文:ホワイトホワイトビューティー東京(https://whitebeauty.tokyo/)]

 歯並びのお悩みとして多い症例のひとつに「オープンバイト(開咬)」があります。

お顔が面長な印象になる・人中が長くなるといった審美的な影響のほかにも、奥歯に負担がかかりやすいことや肩こり・腰痛など全身にさまざまな影響を生じることがあります。

今回は、オープンバイトの原因とおすすめの治療法についてご紹介していきます。

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オープンバイト(開咬)とは


オープンバイト(開咬)とは、歯科における不正咬合の一種です。

噛み合わせが浅いことで上下の前歯が噛み合わず、奥歯でしか噛めない状態となります。

オープンバイトによるバランスの悪い噛み合わせでいることで、様々な症状が見受けられるケースがあります。

オープンバイトの主な症状

・麺類などの食べ物を前歯で噛み切ることができない
・奥歯しか当たらないことで奥歯に負担がかかる
・舌が前に出やすくサ行・タ行の発音がしにくい
・話すときに前歯の間から舌が見える
・口呼吸になりやすい
・噛み合わせの歪みから将来的に顎関節症を誘発しやすく、肩こり、腰痛、頭痛などを併発することがある

オープンバイトによる審美的な影響

・横顔のEラインが乱れやすい
・面長な印象になりやすい
・人中が伸びた印象になる
・お口まわりの筋肉に影響を及ぼすことでほうれい線や梅干しじわの原因になる

オープンバイトの原因

オープンバイトは主に2つの要因から成り立ちます。

・骨格型不正要因(遺伝的要因)
・機能型不正要因(環境的要因)

骨格型不正要因とは、生まれ持った遺伝的な要因を指します。

骨格型不正要因によるオープンバイトの原因としては、顎が極端に小さいことや歯が大きすぎることなどが挙げられます。

骨格型不正要因がオープンバイトの顕著な原因の場合には、一般的な歯列矯正での治療は難しく外科矯正が必要となります。

しかし、オープンバイトのほとんどは骨格型不正要因ではなく、機能型不正要因であるといわれています。

機能型不正要因によるオープンバイト

後天的な要因や癖によって、オープンバイトとなることが多くあります。

・指しゃぶりにより上下の前歯に隙間ができる
・飲み込むときに前歯の隙間から舌が出る
・舌小帯が短い
・扁桃腺肥大や鼻炎により口呼吸になる

機能型不正要因としては、頑固な指しゃぶりや口呼吸によって舌を突出させるなどの悪習癖が挙げられます。これが長期間かつ持続的に起こることでオープンバイトを生じるのです。

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