痛くない魔法のような歯科治療を実現!静脈内鎮静法って?

タグ: , , 2019/10/29

[記事提供:ホワイトホワイトデンタルクリニック(https://www.whitewhite.jp/)]

「歯医者」と聞いて、皆さんはどのようなイメージをお持ちですか?

「歯医者の治療は痛いから嫌い」「何となく恐い」など、あまり良くないイメージを抱く方が大半ですよね。

ネガティブなイメージを持たれやすい歯科治療ですが、治療技術や使用する器具、薬剤は日々進化を遂げています。

今回は、行きたくない理由として一番に挙げられる「痛み」に関して、画期的な対処法である「静脈内鎮静法」についてご紹介いたします。

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芸能人にも多いガミースマイル!原因と治療法を徹底解説(https://cocokara-next.com/lifestyle/causes-and-treatment-of-gummy-smile/)

静脈内鎮静法とは


静脈内鎮静法とは、鎮痛薬と向精神薬を静脈に直接注入し、麻酔状態をもたらす処置です。

うとうとと眠っているような状態で、いつの間にか歯科治療が終わる感覚です。「歯医者さんがどうしても苦手」「痛みに恐怖心がある」という方も、できるだけストレスを押さえながら」歯科治療を進めていただけます。

静脈内鎮静法の対象となる方

・インプラントなど外科手術を行う方
・歯科治療へのストレスが強く、和らげたい方(歯科恐怖症)
・強い嘔吐反射などによって通常治療の難しい方
・笑気吸入鎮静法では効果の得られにくい方

静脈内鎮静法の対象とならない方、禁忌の方

患者さまのご負担を抑えられる静脈内鎮静法ですが、以下のような方は対象とならないのでご注意ください。

・何か非常事態に陥ったりする可能性がある、あるいは薬剤が適合しないような場合
例えば、精神科で治療を受けている患者様や知的障害を持つ患者様、小児の患者様など「治療に協力が得られない」と判断される方
・開口障害や小顎症などの気道確保ができない方
・てんかんを抱えている方も麻酔薬が中枢に作用することで痛みを和らげる効果があり、その刺激からてんかん発作への影響がある恐れがあるため、禁忌症に含まれます。
・麻酔薬の中に「プロポフォール」が使用されている場合、溶剤として大豆油を使用しているため、大豆アレルギーの方は、アナフィラキシ―ショックを起こす恐れがあります。
また、卵も同様に注意が必要です。
・麻酔に使用される「ミタゾラム」という薬は眼圧を上昇させる作用があります。
歯科用麻酔でよく用いられる「エピネフリン」にも同じ作用があります。
このような点から、急性狭隅角緑内障の方も禁忌とされています。

・重症筋無力症は、体内に「抗アセチルコリンレセプター」という抗体ができることによって、筋肉を動かす神経伝達物質に結合し、刺激が伝わりにくくなり筋肉が動かしにくくなるという病気です。
静脈内鎮静法に用いられる「ジアゼパム」などのベンゾジアゼピン系の薬剤は抗けいれん作用があり、筋弛緩作用があるため禁忌とされています。

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