歯がしみる原因は虫歯?それとも知覚過敏?
知覚過敏と虫歯の症状の違いとは?
症状がよく似ている知覚過敏と虫歯ですが、その症状にはいくつかの違いがあります。まず、知覚過敏で歯がしみても、その症状は長くは続きません。たいていは長くても10秒程度だといえるでしょう。しかし、虫歯は知覚過敏に比べて症状が持続的です。歯がしみると感じてからその症状が数分にわたって続くのであれば、それは虫歯の可能性が高いといえます。
なお知覚過敏にしても虫歯にしても、歯がしみるのは冷たいものを食べたときだけではありません。甘いものを食べたときや熱いものを食べたときにも歯がしみることがあります。ただし、軽症であれば熱いものでは歯はしみません。お茶を飲んだりしたときに歯がしみるのであれば、それは症状がかなり進行してしまっている証拠だといえます。
歯がしみるときには自己判断せずに歯科医院の受診を
歯がしみる原因としては主に知覚過敏と虫歯が考えられますが、その症状には違いがあります。歯がしみると感じたときには、どちらの症状に当てはまるかをチェックしてみるといいでしょう。
とはいえ、完全に自己判断に頼ってしまうのは危険です。もし虫歯ができているのであれば、進行する前にできるだけ早く治療する必要があります。また知覚過敏でも、悪化させないためには正しく対処しなければいけません。
さらに、歯がしみる原因が知覚過敏や虫歯以外のところにある可能性もあります。歯は、一生使う大切なもの。少しでも不安がある場合には、歯科医院を受診するようにしてくださいね。
[記事提供:Ha・no・ne(ハノネ)~毎日キレイ 歯の本音メディア~(https://ha-no-ne.com/)]
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