歯科衛生士が推奨!自分に合った歯ブラシ選び
自分に合った歯ブラシ選びが重要
ではPCRでも良いスコアが記録されるような正しい磨き方を実践するには、どうすれば良いのでしょうか?ここまで辿り着いたところで、今回の本題の「自分にあった歯ブラシ選び」が非常に重要な意味を持ちます。自分に合った歯ブラシを選ぶことがなぜ重要かと言うと、歯ブラシが合っていないだけできちんと歯垢にアプローチすることができず、口腔内のトラブルの原因となる危険性が高まるからです。
たとえば、お口の大きさや歯の形に合っていない歯ブラシを選んでしまった場合、細かい隙間の汚れに届かず、磨き残しができてしまいます。その磨き残しが蓄積して歯垢や歯石となり、さらには虫歯や歯周病などを引き起こす原因となるのです。歯磨きは毎日行うものだけに、磨き残しの蓄積も毎日されていくと考えたら、実に恐ろしい話ですよね。
ちなみにPCRでは、歯周ポケット周りである歯と歯ぐきの境目に磨き残しがついているかをチェックするのですが、大抵の方は歯ぐきの方まで歯ブラシを向けて磨いていません。簡単に磨く方法の1つとしては、「タフトブラシ」というコシが強く短い毛先のついた小さな歯ブラシがあるので、こちらを使って歯ぐき周辺を意識して磨くと歯周ポケットの汚れがキレイになりますよ。