歯科衛生士が推奨!自分に合った歯ブラシ選び
タイプ別・症状別の歯ブラシの選び方
では実際、お口の特徴に合わせてどんな歯ブラシが良いのかを紹介します。まずヘッドの大きさですが、女性や歯並びがガタガタしているのを気にしている方は小さめのヘッドを選びましょう。面倒臭がってヘッドが大きい歯ブラシを選ぶ方もいますが、細かい箇所が磨きにくいため、おすすめはできません。
次に毛の硬さですが、女性に聞いたアンケートによると半数以上の方が「やわらかめが好み」と答えていました。確かにやわらかめの歯ブラシでも良いのですが、やわらかめの歯ブラシがおすすめなのは歯肉が腫れている方、歯周病が進行している方です。歯ぐきに異常がない限りは「ふつう」の硬さの歯ブラシで良いかと思います(好みがあるので強制ではないです)。「かため」の歯ブラシは、着色などがあって歯を白くしたい方、汚れを確実に取りたい方におすすめです。その分、力加減には留意する必要がありますが、目的によって選ぶ最適なものを選びましょう。
最後に歯ブラシの形状については、基本的には真っ平らなフラットタイプがおすすめです。細かい動きに対応しやすく、一番磨きやすいと思います。極細毛タイプは歯周病の方におすすめです。山切りカットなどは……申し訳ないのですが、磨き残しが生じやすいためおすすめしていません。歯が磨けている感じはするかと思いますが、細かい箇所に磨き残しが散見されやすいのです。
[記事提供:Ha・no・ne(ハノネ)~毎日キレイ 歯の本音メディア~(https://ha-no-ne.com/)]
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