噂のアパホテル社長カレー、大ヒットの陰にあった「逃げない」精神

タグ: , 2019/2/24

わがままだからこそたどり着いたこだわりの味


 この「アパ社長カレー」、強烈なネーミングとパッケージからは想像できない味のクオリティで話題が話題を呼び、2011年4月の発売から8年間で400万食を達成したそう。その上、2017年には広島、大阪、東京と立て続けにアパ社長カレー専門店までをオープンさせた。一番人気のロースカツ社長カレー830円など値段もお手頃で、注目を集めている。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いだが、誕生までには大きな苦難もあったとか。

「実は発売直前まで、商品名もパッケージも全然違うものでした。アパグループの代表であり、私の父である元谷外志雄に最終プレゼンをしたところ、味は一発OKをもらったのですがネーミングについては『ダメだ』と却下されてしまいました。ホテルの広告塔であるアパホテル社長 元谷芙美子を逃げずに使うようにと。そして、『商品名はアパ社長カレー』『パッケージには社長の顔写真』と言われ、今の形になった訳です。でも、それが功を奏したのでしょうね。私にとっては社長であり、母親でもあるので、最初は複雑でしたけど(笑)」、と元谷専務。

そんな誕生秘話を持つ「アパ社長カレー」は、全国のアパホテルフロントのほか、一部のコンビニやビッグカメラ、都内の郵便局でも販売している(取り扱いのない店舗もあり)。本格派ビーフカレーとして美味しいのに1個390円と、ホテルカレーのレトルト商品の中でも格安なので、一度味わってみてはいかがだろうか。そして、アパホテル社長のような華麗な人生を!





※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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