日系人、黒人、白人…様々な人種が海外でプロを目指すブラジル野球
ヤクルトの松元ユウイチ(現2軍打撃コーチ)、ラファエル・フェルナンデス投手(現日本ハム球団職員)、金伏ウーゴ投手(現栃木ゴールデンブレーブス)らブラジル出身の選手がNPBでプレーしていたこともあり、かつてブラジルの子供たちは日本のプロ野球を目指していましたが、今はメジャーリーグの管轄で選手の指導を行っているため15歳ごろにメジャーリーグの球団と契約を結ぶのがアカデミーの子供たちの大きな目標になっています。面白いことにガチガチの米国のやり方というわけではなく、日本人が日本流の指導を行うことを歓迎します。ブラジルは良いものは何でも取り入れる文化なのでしょう。ラテンのノリで野球に取り組む雰囲気が常に楽しそうなのも特徴です。固定観念に捉われない柔軟な発想は日本も見習う部分があるかもしれません。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません
[文/構成:ココカラネクスト編集部 平尾類]
高橋 純一(たかはし・じゅんいち)
MLBサンディエゴパドレスで通訳兼コンディショニング補佐を務めた後、千葉ロッテマリーンズ、ヤクルトスワローズ、DeNAベイスターズファーム等でチーフトレーナーとして活動。17年より独立。幅広いストレングス&コンディショニング領域をアレンジ、シンプル化させ、「俺、最高。」「やってみるをかなえる。」をキーワードに老若男女問わず、自分の肉体の可能性を高め、向上していくサポートを行う。コーポレートコンディショニングという企業のトレーニング意識を変えるコーチングも担う。
J.T. STRENGTH & CONDITIONING コーポレートサイト(http://www.jt-sc.com)