ネタ不足がなんやねん!デイリースポーツ1面「猛虎クロスワード」の波紋
日本プロ野球、メジャーリーグ、ドラフト候補が猛アピールを展開するアマチュア野球も行われない異例の事態。特に1面はスポーツ新聞にとって「顔」でもあり、その選択によって即売の売り上げが左右されます。
「それゆえ、『1面を何にするか』は社内でも侃々諤々と議論が闘わされ、場合によっては担当同士でケンカになることもあるぐらいです。スポーツ新聞社にとって、そんな『命』ともいえる1面を『猛虎クロスワードパズル』にするというのは、この2020年春を象徴する歴史的な事件といえると思いますね」
別の関係者はこう証言します。
「デイリーだからこそできる『遊び心』あふれた企画でしょう。今、スポーツ新聞社はネットでの収益増に活路を見いだしていますが、デイリーはその成功例なんです」
「阪神報道という絶対的な特徴があるからこそ、『紙の新聞を買うのは阪神ファン。その他の情報は全てネットファースト』という割り切りができた。他の11球団や一般スポーツ、芸能の記事に関して、デイリーはネット原稿にするのが本当に早く、ヤフートピックスにも多く採用されています。そんなこともあって、紙面では『購入してくれた阪神ファンをとにかく大事にする』とコンセプトも明確なんです。ネットに載らない阪神コラムの充実もその一環でしょう。このクロスワード企画も猛虎党から多くの賛同を集めましたよ」
確かにその日、街角のコンビニでは緊急事態宣言にも関わらず、デイリーが飛ぶように売れたと言います。
「ぜんぶコロナが悪い」と落ち込んでいても仕方がない。こんな時こそ、ビックリ仰天の企画で世間に風穴を開けてみよう-。デイリーの「猛虎クロスワード」1面は、ビジネスマンにそんなヒントを与えてくれたとも言えそうです。
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]